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老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき

老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき (中公新書 1914)
老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき (中公新書 1914) 大泉 啓一郎

中央公論新社 2007-09
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福祉を充実させる余裕のないうちに、高齢化が始まる、新興国の例です。

中国が高齢化して衰退すると、よくいわれますが、元々餓死者を出したのに懲りて、人口制限をしたのだから、そのまま増えていたらよかったとも言えません。

中国には社会保障がないし、老人の面倒を見なけば、ただのリーン(筋肉質、痩せマッチョ)な国です。

外から盛んに言われる中国の高齢化は、農民工をコキ使い、老人を捨てて社会保障フリーで、俺最強とか、そういう稼ぎ方はやめろという、世界からの警告のような感じです。

アジアは傾くので連携してもしょうがない、ととれますが、この本の結論は逆です。

アジア共同体がどうとか書いてあり、日本が中国の老人層の面倒を見るのか、などと恐怖を感じます。

アジアの富裕層向け老人ホームのノウハウを育成するのは良いかもしれません。

戦争などの、トラブルが減りそうです。

ビジネス方面の人はよく、高齢化する日本で一足早く老人ビジネスで熟練になり、時間差で追って高齢化する各国へ輸出するのが良いと言います。

人権思想を植え付けて、野放図な成長の足枷にしろというなら、先進国の戦略としてはありそうです。要介護老人の面倒見ている分は、彼らは工場とかで働けなくなるわけで、足かせと言えば足枷です。

 

中国は出稼ぎが多く、法律で老親の面倒をみないと違法にするみたいなニュースが、以前に流れていました。かの国には忠孝なんか存在しないからこそ、孔子が教えを説いて回るという、例のアレです。高齢化なんか、シカトじゃないでしょうか。

 

昔から、太極拳や修行で仙人を目指す彼らにとって、健康は自己責任です。

皆保険の無いアメリカの医療保険会社がウハウハなのと同じで、貧乏人が医者にかかるという選択肢の無い中国では、健康食品や漢方のマルチが、ウハウハだそうです。

 

日本の歴史にも姥捨てがありますが、家での介護は、どこも衰弱してきたらほぼ放置というのが実態な気がします、忙しければ面倒を見る手がないし、入居者を死に至らしめると過失致死などに問われる老人ホームほど手厚く看護はしない。

年金の充実している欧米とか、年金ヤバそうな日本とか、年金自体存在しない中国など、老後についていろんなスタイルがでてくると興味深いですが。

高齢化先進国の欧州には、安楽死やノー寝たきりなどがあります。個人的にも、寝たきりになる前に死にたいです。日本でもポックリ神社が人気です。

 

中国の人は、都合が悪いことがあると、日本のせいにする反日教育を受けているし、日本の介護産業にはブラック企業があります。だからそのまま輸出したらトラブルになりそうな感じもします。現地の人たちの、コンプライアンスも薄く、毒ギョウザ事件みたいな事が起こりそうです。逆に、鬼クレーマー老人とか。

 

消費税50%の年金王国、北欧は介護サービスを輸出とかしてないと思います。しているかもしれないですが、海外の富裕層の受け入れはしているのかな?

寒いので人気があるかどうかは知らないですが、日本の裕福な老人には、マレーシアとか東南アジアやオセアニアが人気みたいです。