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9条どうでしょう

9条どうでしょう
9条どうでしょう内田 樹 平川 克美 小田嶋 隆 町山 智浩

毎日新聞社 2006-03
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野放図な蔦のように蔓延る安易な北朝鮮脅威論に、冷静な法律論で水を掛けるインテリ本ですが、安易な脅威論に引き戻してすみません。

彼らと知能レベルが違うのですが、選挙民の平均レベルはこちらです。

右翼が必ず言うのが、北朝鮮ですが、そういう周辺環境の話を、確信犯的に避け、法律論に終始しているのが、よくわからんのねんのねんのねん。

どこも攻めてこないなら平和のほうがいいとか、対応は他国の動向によります。でも「他国」は「日本の世論」に反応して動いてくるという要素もあるので、どこから論をスタートさせるかにより、カオスです。

ことの本質は他国との談合(9条日本で世界のバランスをとるか、再軍備した日本で世界のバランスをとるか)なので、徹底討論などをしても、互に仮定を振りまわすだけに終わりそうです。

他人に手を出さないと決めた求道者がいるとして、それが野蛮な環境に放り込まれて、周りがカマ掘ってきそうな奴ばかりになったら、考えるのではないでしょうか。

法律は例えば半殺しは10年の刑に処するとかいったら、半殺しとはどの程度なのか医者が出てきて判定するとか、法律は素人には論じにくいです。

私は学生の頃に憲法の暗記をさせられましたが、毛の先ほども身になっていないし、死ぬほど貧しくても生活保護の受け方を知らない人はたくさんいます。

アメリカは判例法なので、憲法は随時修正していって、元の条文を残してあるというのですが、日本もそうすればいいと思いました。

この元の条文何?とか思えば、その当時の戦争の原因とか、国際環境の変化とか肌身に感じることが出来そうです。今の憲法は、それだけ見せられても、何だか空疎です。

日本の憲法は、戦前と戦後が完璧に切れていて、物忘れが激しいとかボケとか評判が悪いので、昔の憲法を残しておけば、右も左も納得して、一石二鳥という気がしました。

ドイツの憲法改正は州と国との関係の箇所ばかりで、戦争についてはヒトラーへの反省から一切手を付けていないというのですが、EUは文明国しか無いので、環境が違います。

ヨーロッパに北朝鮮があったらスイスもドイツも違うと思うし、核武装くらいするかもしれません。あとNATOと日米同盟の違いも知りたいです。

ドイツはボスニアイラクに兵を出しているし、後方支援しかしなかった自衛隊より、世界情勢に介入しているはずです。

ボスニアは、大戦の引き金を引いたドイツのトラウマの地で、日本が中国に派兵するようなものです。


上記のようなことがうまくつかめないので、賛成、反対をするほどの根拠はないし、尖閣(=中国が嫌いな日本人の割合は8割以上というアンケート結果など)をみるように誰かがキャンペーンを打てばどうせ流できまるんだろうから、既に投げています。

元々、護憲でも改憲でもないですが、この本を読んで、守ろう!9条!なんてことは、思いませんでした。むしろ、護憲派には詭弁野郎が多いと思いました。

9条論は、オセロみたいな感じです。

誰の話を聞いても、だいたい、赤あげて、白あげて、白あげないで赤あげて、とか言われているような気分です。

スカ本ということはありませんが、執筆陣がインテリな分、話がはぐら書かされているような気がしましたが、法律知識などは身に付いて良いです。

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