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オバマ・ショック (集英社新書 477A)

オバマ・ショック (集英社新書 477A)
オバマ・ショック (集英社新書 477A)越智 道雄 町山 智浩

集英社 2009-01-16
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2人のアメリカフリークが、白人社会の派閥について書いてあり、オバマショックと書きながら、逆に白人社会に焦点をあててるのが意外性があります。

例えばオバマということで、インド人社会がどうのとか、いくらでもヤバイ路線にはできそうだけど、しません。

今回の金融危機はアメリカにとって日本の敗戦と同じインパクト、とか過激です。アメリカは衰退しても、ローマやギリシアのように後世に残るか、というところまで発想が飛びます。

曰く世界のイメージを動かしてきたハリウッドは、元々インディペンデントなユダヤ人たちがつくったものですが、産業規模は3兆円と大したことがなく、今は金欠で今やアラブや中国から資金援助を受けています。

サブプライムローン破たんとか住宅事情のトピックスでは、町山氏がサブプライムローンブームの中で実際に家を買ったそうで、どんなダイレクトメールが大量に入ってきたとか、クレジットスコアで借りれる額が決まったりとか、現地のマニアックな話がリアルです。インナーシティのスラムの再開発が外資で行われて、ホワイトカラーが戻ってきたそうです。

あとは裏話なのか表話なのか判断に悩みます。アイリッシュがどうとか、アングロサクソンとかいうのは、日本でいったら東大閥とか長州閥とかいう話に相当するのか。歴代大統領の、所属する民族とバックボーンとか、カルチャーごとの対立とか、他ではあまり読めません。

30年のスパンで共和党と民主党を交互にパワーシフトしてきたアメリカの政治、その流れの中でベトナムや世界大戦や赤狩りはどう位置づけられるかなど、まとめてあります。

ウォルフレンの、日本、権力構造の謎、とかのアメリカ版があったら、世界中で売れそうです。

本書は世界中の人が知りたいマズいことに触れているような気がするが、本当にマズいオバマみたいな人の人脈とかは触れていません。

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