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ブラジルの歴史 (世界の教科書シリーズ)

ブラジルの歴史 (世界の教科書シリーズ)
ブラジルの歴史 (世界の教科書シリーズ)シッコ アレンカール マルクス・ヴェニシオ リベイロ ルシア カルピ

明石書店 2003-01-24
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おすすめ平均 star
star教科書なのに、おもしろい

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これはなんか微妙に名著というか。広くオススメしたい気分。

新聞の風刺画のようなものがたくさん入っていて楽しい教科書です。

ブラジル人はいつも奴隷化されてるとか、原住人はアホで、歴史が浅いとか、汚職のレベルがアフリカ並みなこととか、ハイパーインフレとかがネタになっている。レベル高い。半分投げているというか、気にしていない。

侵略の歴史なども日本と違っていて、スペインやイギリスの圧政と、植民地化されていた現地の様子など、本文もインパクトがあります。歴史が始まるのも16世紀辺りからで、流れが日本史と全然違います。

前書きに、ブラジルの歴史教科書は、表層をなぞっているだけとか、真実を書いていないとか、しばしば非難の元にさらされる、と書いてあります。
この真実っていうのも気になりますが。
こういう教科書は、生徒の学習意欲に火をつけるのか、水を掛けるのか。そもそも彼らはブラジル庶民に、真実の歴史を知ってもらいたいと思っているのか。


新興国は歴史とかに拘泥すると、白人の侵略とか黒人奴隷の拘引とか、ヤバイネタが雲霞のように湧いてくるので、あまり厳密にやらないと思う。

そこで、教育熱といえば、やはり地域かグローバルか、です。それで彼らは、地元の貧民救済に、グローバルなビジネスに、ガンガン行けます。

日本はそこに、長い歴史という、中途半端な既得権益層がいる為に、逆にドツボなのではないか。

歴史の年号とか覚えて、人生の役に立ったことが一度でもありますか?

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