ちきうアネクドート

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ネット大国中国――言論をめぐる攻防

ネット大国中国――言論をめぐる攻防 (岩波新書)
ネット大国中国――言論をめぐる攻防 (岩波新書) 遠藤 誉

岩波書店 2011-04-21
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1980年代頃の、台湾の国会の椅子の投げ合いはすごく、日本のテレビでコラージュとかもありそうですが。

本書では、中華人民共和国のインターネットで、当局と青憤(腐敗政治に憤る青年たち)が、衝突していてミモノです。

G粉(グーグルファン)百粉(百度ファン)とか、中国語混じりの流行語がすごい。

当局は意見領主というオピニオンリーダーの懐柔に努めていて、この人たちは、テレビにでている人より、政治家より、中国を動かす力があり、ネットは自由の奔流する場所としてアツイようです。

自分たちの手で不正を暴く、民主国家には逆にないパワーです。

すごい字面のインパクトですが、人肉検索という、政府高官のスキャンダルを身ぐるみはぐ動きがあります。彼らは汚職がすごい。

ただ経済発展が止まった時が正念場とか。遊んでいる場合ではなくなり、人民代表大会で、椅子の投げ合いが始まるかもしれません。

中南海(中国の永田町のようなところ)は、国会と違って、偉い人が座るのは、椅子ではなくて雛壇だそうですが。雛壇のひっくり返しは見られるか。

素人が芸能人のスキャンダルについてインタビューされて、まずいことをいうと危険なので、俺は醤油を買いに行っただけなんだよ、という回答をして流行語になるとか、中国流のロシアのアネクドートです。

アネクドートは、日本の生ぬるい温室にいる人には分かりずらい、非道政府下の汚職や貧しい生活などを笑い飛ばすものが多いようです。

地上げ画像(家の周り四方を掘られた衝撃画像)とか、最近だと凄惨な電車の事故車両を、証拠隠滅のために、当局がブルドーザーで埋めたとか。

何故流出したのか、誰が流したのか。当局は反日などを煽り、青憤を飼っていますが、それでも手が回らないのか、5毛とかで工作員を雇いつつ、海外と連携されるのをピリピリしています。

このインターネット時代、誰かが、ひどい汚職をすれば、世界中で笑われ、ときには政治が動く時代です。

天安門事件とか08憲章ノーベル平和賞受賞)などのお宝アリ、どちらもネットでしか見れない地雷物件です。

例えば反日デモが飛び火して、中国政府叩きになることを神経質に恐れている層と、日本もろとも中国政府も打倒してしまいたい層がいるらしく、

どっちかというと日本は、政府の仲間だよネ、などとすり寄っているようで、日本サイドにも、中国13億の大市場を控え、すり寄る理由があります。

中国は民主主義ではないですが、世の中を自分たちの手で動かすという意識だけなら、無気力な日本人より、中国人のほうが高そうです。

が、その矛先が日本に向かうのが、ふんだりけったりです。全くアジアを、誰も解けない、こんがらがったルービックキューブみたいにしたのは誰やねん。

それは中国共産党とか、日本軍とか、白人世界とか、天の神様とか、ただの成りゆきとか、いろいろ回答はありそうですが。

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