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完全教祖マニュアル

完全教祖マニュアル (ちくま新書)
完全教祖マニュアル (ちくま新書)架神 恭介 辰巳 一世

筑摩書房 2009-11
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完全教祖マニュアルというあられもないタイトルになっています。しょうもないですが、マジメな本で、どんなタイプの人でも得るところはあります。オウムやパナウェーブはもう昔のことかもしれませんが、地域社会でかなりの人員を擁する創価学会や多くの人が利用する葬式仏教、海外で力を持つイスラムキリスト教原理主義など、世の中に広まる宗教について考察すれば、社会に対する認識も深まろう、にんにん。ということで手に取ってみると、中身もあられもなくて面白いです。


完全自殺マニュアルとどっちがインパクトあるか。システムは、マルチビジネスとかに似ています。
浅原彰晃や池田大作のように、女性信者をはべらせたいとか、人から貢がれたいとか、世の中で善行を積みたいとか、そういうのは、最高ですかーとか。

マイ宗教団体をつくるというと途方もないけれど、その難易度は、会社をつくるとか、家庭をつくるというのと比べてどうなのか。

壺は売ったほうがいいのか。
仏像とか土偶みたいなものや、アイドルとか、そういう崇拝の対象はあったほうがいいのか。
一般ピープル(庶民)とはどの程度交流したらいいのか、その距離感とか。

本書は、宗教を作る側からシステマティックに見ることで、その矛盾点とか元も子もないところとか、宗教をやるということのツッコミどころが露わになるという仕掛けです。

アメリカでは草の根キリスト教が大きな力を持ちつつあるし、2000年以降の日本でも草の根新興宗教系の政党、公明党とか幸福実現等などが台頭したけれど、そういう新興宗教系から、古くからある仏教イスラム教まで、共通する法則を探っています。
そういう分析にもなるし、教祖になりたい人のマニュアルにもなります。なりたい人が、どれくらいいるか知らないですが。

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