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貧乏人は医者にかかるな! 医師不足が招く医療崩壊

貧乏人は医者にかかるな! 医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)
貧乏人は医者にかかるな! 医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)永田 宏

集英社 2007-10-17
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貧乏人は医者にかかるな、そういう時代が来ないとも限らないです。

貧乏人はフェラーリやロレックスを買うなというのと同じで、健康は贅沢品になりつつあります。アメリカの貧乏人は不健康な巨デブです。きっと心臓発作などで瞬殺で、医療費もかかりません。

先進国の人は皆保険の天国を作ってきましたが、新興国との苛烈な競争で、世界経済から大きな上がりを貰えなくなったとき、どうなるかはよくわかりません。

本書のテーマの、医師不足は、医学部の縮小が原因といいますが、政府がどういう意図でそうしたのかはよくわかりません。

とくに地方の医師不足産婦人科や小児科が言われますが、都心でも勤務医は過労でまいってしまい、フリーターとして臨時勤務でアルバイトをしている医師も少なくない。常勤だと過労死するという、名ばかり管理職の世界が医者にも広がっているのか。

TTPで医療分野は自由化されるのか、そうすると、医師の足りない分、海外から受け入れることになります。

よくわからないのは、現時点では、政府や庶民に金がないから、需要(患者)が減って供給(医師)が減っている、というわけではなさそうです。

資格の世界というのはこの分野が儲かりそうだから、多くの人が参入するようになっていないのでしょうか。医者が足りないのだったら、高学歴失業者などがこぞって医学部に社会人入学して、医者が増えたりしないか。その定員自体が無いのか。

イギリスは肌の色の黒いお医者さんが多く、医療が無料なのであまり儲からないそうです。無料医は鉄の女サッチャーも壊せなかった聖域です。その無料医も空洞化し、患者の待機リストが長くなっているとか、クレームが多いです。

国民階保険を廃止して、アメリカのように富裕層しか医療をうけられないシステムにすれば、この医師数でも足りるそうで、近い未来そうなる可能性はありそうです。

それかイギリスのように医師を途上国から受け入れるか、逆に患者サイドに海外にメディカルツーリズムに出てもらう。海外の医療は、保険は効かないので、やはり富裕層のみになります。

途上国から医師を受け入れても、国民皆保険のほうが破綻していると意味がないですが。

将来的に医療におカネをかけられない庶民が増えるとして、今のところ教育投資機会があるなら、余分に養成しておいて、もし庶民が貧乏で医者にかからなくなって、食いはぐれたら、海外に出稼ぎに行くとかでよくないですか。日本は、これだけ医学部志願者の学生さんが多いのに、医者の数が足りないから、現場の人が、過労死するとか、国の政策の道理がわからないです。

国の政策担当者とかに、インタビューとかしなかったのか、腑に落ちません。

政府に医学部定員削減の理由などをきいても明確な答えはなく、よくわからない書き方になっているのでしょうか。

医学部云々を別として、看護師はガテン仕事でなり手が恒常的に不足し、途上国から受け入れている先進国が多いです。

日本の医療資格は、世界では通用しないのか。例えばインド人はエンジニアを輸出して潤っています。

↓逆のタイプの意見としては、こんなのもありました。が、いずれにしても、現場の医師が過労で参っていて、医師になりたい人が多くいるなら、たくさん養成して余ったら輸出しよう、というのは変わりません。


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