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過防備都市

過防備都市 (中公新書ラクレ)
過防備都市 (中公新書ラクレ)五十嵐 太郎

中央公論新社 2004-07
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オウムや911以降、セキュリティーを求める声が突出し、街が要塞化しているという告発の書です。

排除系ベンチとか写真がたくさん載ってるのがインパクトがあります。パイプ型やトゲトゲにして浮浪者などがベンチで寝れなくします。

中に誰もいないけど、いるように見せかけるミラー交番もあります。

アメリカにパッケージ売りされて買っただけか、公共事業の1種か。

貧困化への免疫作りというか、この先の人口爆発などによる競争激化で浮浪者が増えるので、先取りして管理のしやすい街にしたと、アメリカの本に書いてありました。

こうしたテロ対策が、投資のネタになったのは皮肉です。

開放型の建築が主流になりつつあったで建築界が、911で衝撃を受けたそうです。

最近の公園は見晴らしがよくてツルッとしています。

公園に植え込みがあると物陰になって危険だから、木陰もありません。

犯罪が起こりやすいとか、ゲイのたまり場になるとか、保守の人は言いそうです。

グリーンニューディールと、こうした都市のシステム化は同じ流れか。日本だと、ゼネコン一択ですが。

過防備都市は無防備都市のパクリだそうで、筆者がパルチザンで、パイプ椅子連合はナチか。

湯浅誠は昔なら全共闘をやってそうな人ですが、派遣村は、そういうホームレス行政へのカウンターの意味もあったのかもしれません。

で、この本はそういう行政の安全無菌化策にたいして、養老天命反転地公園という、逆に危険な体験のできるテーマパークを見学に行きます。

どこか忘れましたが、新潟かどこかにあります。

リスクをゼロにするのはムリで、子供が街中で遊べなくてつまらないので、殺しゲームとかに熱中したりして、ゲーム監視団体をつくるとか言い出す、みたいなイタチゴッコです。

パイプ椅子や冷房の温度などで人をコントロールするということは、無いということで、人の能力というのは鈍っていきそうというか、それでシステムににますます負けていくのかもしれません。

安全すぎるなら安全すぎるで、保護者の監視の元、指紋認証で危険地域に入れるとか、

疑似サバイバルみたいな街もできないことはなさそうですが。

とか公共事業のネタを出してみました。

昔の城下町みたいですが。機械がおかしくなたったらアウトですが、それは全ての公共機関に言えます。

アマゾンに、現代の防犯システムにおいては、全ての住人が、潜在的な犯罪者であり、歓迎されない他者となりうる可能性を秘めている、と書いてあります。

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