ちきうアネクドート

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ジャーナリズム崩壊

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)上杉 隆

幻冬舎 2008-07
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本来の取材行為は、空気を読む、が通じない空間といえるか。情報の刃物で渡り合う。

取材対象とマスコミと読者の相互不信の上になりたっていて、上杉隆自身、阿部政権批判で安倍氏に訴えられたとか。そのことは書いてませんが。

特定のプレスを集めて一、方的にブリーフィングをして、気に入った質問だけを許す記者クラブ制度が、いかに権力者に都合がよく、取材記者も読者もコケにしているということを、知らなければ、読めば、という感じです。

初心者向け、玄人向けではありません。

日本の情報産業は死んでいます。収益もダダ下がり。

喜捨クラブですか?」
「情報はタダじゃねえんだよということですね」

記者クラブに「YES」といった人を見たことがないので、批判自体は文句のつけようのない。


が、記者クラブは勘違いだったら申し訳ないですが、かつてのGHQの言論統制と、日本の為政者たちの思惑が一致した辺りから、発生しています。

民主主義と、有権者の間に横たわるブラックホール、マスメディアですが。

今の報道は各方面に偏っていますが、官僚、親米派、親中派、経済界などが、報道へ適当に手を突っ込みあい、庶民には何が何やらです。

戦後のメディアを左翼と指摘した右翼もヘイトスピーチをするなど偏向していて、どっちもどっちでした。

軍を動かす海外が、どういうやりかたで情報統制しているのか、恐らく日本とものすごく違うとは言えない気がします。記者クラブはないけど、別の方法で統制していると思います。

又はアメリカがCIAなどの情報機関のみならず、グーグルやフェイスブックなどのネット企業を駆使してどう情報統制しているのか。

クリーンなはずのアメリカでも、内部告発者が亡命したりしています。

アメリカは情報統制も世界レベルなので、アメリカよりも小国の例が欲しいです。

日本の情報透明度はランキングで低いようですが、ランキングの上のほうにいるクリーンな国は、戦勝国というか国外に睨みの効く国々です。その辺に触れられていません。外から悪く書かれる恐れがないから、堂々と透明化できるのは羨ましい限りです。

日本はフクシマ直後に世界中で放射能デマが飛んだり、在留外国人が逃げて行った事件があったが、そういう無理解や、敗戦国への意地悪体制も絡みます。

日本のエスタブリッシュメント記者クラブ制度という、閉鎖環境に甘えているだろうけど、マッパになればなったで、外から吊るし上げを食うと思っていそうです。

日本は、汚職ランキングでもクリーンなほうに位置します。官官接待天下りが、合法的汚職と言えないことも無いですが。

本書は、佐藤祐、田中森一山本譲司はジャーナリストではない、などケンカを売ります。

違う職業についてインサイダー情報をベースに、手すさびにジャーナリズムをやればよいと言います。彼の本音は、彼本人が日本的談合が嫌いだし、安倍元首相とトラブルになったりして、インサイダー情報が手に入らなくなって悲しい。

結局、情報を押し頂くために、誰と、どの程度仲良くし、つつがなく、付け届けなどをするか。

彼の理想化する、欧米のジャーナリストは、コネ、コネ、コネ、の世界です。情報を持っている各界の重鎮にコイツは信頼できると思われて、そうして情報のパイプを個人で蓄積して、それを売りにして大手メディアなどを渡り歩いて筆で稼ぎます。

日本でレガシーメディアの高い年収などを目当てに、仕方がなく退屈な記事を書いている、メディアのなあなあ構造の中には、100人1000人レベルの上杉隆が眠っているということか。

日本五大隆、
上杉隆
立花隆
谷垣隆
小田嶋隆
広瀬隆

というコピペがどこかにありました。子供をジャーナリストにしたかったら、隆と言う名前にしてみましょう。

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