ちきうアネクドート

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ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化

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悪の帝国マイクロソフトみたいなグローバル企業独占の告発系の、WEB2.0版というか。

無料で公開してるコンテンツが検索エンジンのトップに表示されて、広告収入は全部グーグルへ、という収奪システムです。

グーグルのタダ文化が、心血を注いで作り上げてきたクリエイター文化を破壊します。

優れた情報が上から下へ一方的に流れるより、素人が多数のゴミ情報を発信してくれたほうが、通信会社はトラフィック的に得をする、口の悪い人もいます。

最近のデフレ経済で、人々は安くて良い物を享受しているけど、稼ぎ口がブラック企業しかない、みたいのに似ているか。

今となってはプロがどう生活をしていくかを考えるより、アマチュアがどう生活をなりたたせるかを考えた方がいいと言う人もいます。

で、最近はコンテンツ有料化の流れがあります。いくつかの無料コンテンツで人を釣り、これ以上読みたかったらお金を払ってね、という雑誌の立ち読みみたいなシステムです。

グーグルの無料の電子図書館構想は、欧州の猛反発があり、とりあえず英語圏だけになったそうです。

グーグルに逆らうのは格好悪いという風潮があるので、たまには、こういうアナクロな意見を拝聴してみました。

が、ネットを称揚し、官僚の腐敗を指摘する、池田信夫辺りの格好の攻撃対象な気もしました。

特にスローフードのメディア版みたいなのは、ひどいです。

コンテンツ産業が下流食い(消費者に媚びたような均一で質の悪いコンテンツで埋め尽くされ、競争力がなくなる)みたいにならないために、地方のご当地番組みたいな、無害でどうでもいいネタでいいから流しておけばいい、と言います。

が、ローカルメディアや官僚の作るコンテンツは、素人の作るサイト以下なのではないでしょうか。

愚民の見るサイトはロクでもないとか、ネットを温床に広がったヘイトスピーチのような、一部の現象を指摘しているのかもしれませんが、それは言論弾圧と似たようなことになります。

ネットの世界では、トラフィックが増えるなら何でもよいということで、違法ダウンロードがのばなしになっています。違法ダウンロード3階で回線使用禁止(スリーストライク法)にしたフランスなどの紹介があります。企業側を規制できないので、ユーザー側を規制したようです。

ただ、グーグルもドントビーイービルという標語を掲げ、例えば人を殺しを煽る愉快犯みたいな、悪質なサイトは表示されないようになっています。