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“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事小暮 真久

日本能率協会マネジメントセンター 2009-03-21
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企業を依頼してまわって社員食堂にヘルシーメニューを入れます、20円増しで。その20円は途上国の子供に給食サービスをする、というグローバルビジネスをしています。

アメリカで大流行のNPO、日本にも上陸です。

もう官僚とかになってもつまんないだろうから、日本、つまんね、いやいやまだNPOという未開拓のジャンルがあります。

留学したり青年協力隊へ行ったり、外務省の人と渡りをつけたり、人脈開拓も自分でします。既存のレールはありません。

世界中どこも国内の見通しが悪くなってきて、エリートは国連などを目指すそうなので、

もしデキる人なら、中学生くらいの頃からNPO目指すにも東大とかいっておいたほうがよくて、ついでにマッキンゼーとかでノウハウと人脈をつくりましょう、

ということが、もっとさわやかに書かれています。

この人は人工心臓の研究をしていて、医師会の心臓の権威と、人工臓器の研究をしているメーカーとかの埋まらないミゾがあって

あまりいい研究ができそうにないと思ったのが、NPOへの転身のキッカケです。

高齢化社会遺伝子工学の発展で、医学も無条件に人助けで夢のある分野というわけにもいかないのかもしれません。

無限拡大の資本主義の行き詰まりともシンクロしているか。

IT革命も一通り終わって、グリーンエネルギー、環境技術とか細かいものはありますが、世界も次の投資のドライブを見つけるのに苦心しているように伺えます。

世界の開拓できるスペースが、人の善意とかに寄るジャンルになってきたということだろうか。

募金するなら、ネット民にはゼニゲバの噂の高いアグネスとどう違うの?と、いかに不正させないかというシステムも、NPOが独自で構築していきます。

そういうカラーの出し方とか、一般の会社経営とは、違います。

アフリカ投資は、ヨーロッパやアメリカ、最近は中国が先達ですが。

日本人は、領土的野心もないし、あんまり見返りを求めないので、概してイメージ良いみたいです。

そのぶんアフリカは、豊かになれないグローバル経済支部の、比較優位で、モノカルチャーの焼き畑農業的なことをやっていて、何か金のまわり方がヘンであるけど、それはそれとして。

日本では残念ながらまだNPOの信頼がないので、彼が企業に提携を求めるときは、マッキンゼーの名刺をだすしかない。

教会のボランティアとは違う、エリートの慈善事業の世界です。どちらも、寄付の集め方のモデルが違います。

ブラック企業メセナとかすればいいのに、とか、それはないか。そんなヨユーがあったらブラック化してない。

このNPOは従業員2人しかいないらしいので、本書を読んで憧れても就職はできません。

ただ、どこかの大手銀行が単価20円のところを40円寄付してくれて、

給食のサービスを、アフリカではなくて日本の貧困層にしてほしい、そういう地域のニーズがあるから、銀行のイメージアップに使いたいという話があったそうです。

で、この人は自分のNPOのコンセプトにあわないから、それは破綻になったと書いてあり、代わりに誰かやってみればイケルかもしれません。

提携する企業の方も世界市場への宣伝に使うのはどうでしょうか。昼メシ代20円増しくらいは大したことが無いです。