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ライブハウス文化論

ライブハウス文化論 (青弓社ライブラリー 53)
ライブハウス文化論 (青弓社ライブラリー 53)宮入 恭平

青弓社 2008-05-23
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ライブハウスは、食事などをとりながら、セミプロ、アマチュアバント(たまにプロも?)の生演奏が聴ける、喫茶店のようなところです。この本は、その制度などをミュージシャンサイドから扱います。

音楽だけで食べていけるのは一握りの人で、例えばDJなら、昼間アルバイトをしながら自腹でレコードを集めて、DJをしている人などがほとんどです。

ジャズ喫茶やロック喫茶を出自としているライブハウスですが、今はアマチュアミュージシャンがノルマでチケットを売りながらライブハウスで演奏するようになっています。

武道館やコンサートホールでやるのがプロなら、セミプロやアマチュアのミュージシャンはライブハウスでチケットを売らないといけません。

そうしたオーディエンスとミュージシャンの出会いの場であるライブハウスの他に、ストリートライブやミュージックイベントに言及しています。

ストリートライブも歴史があり、アメリカでは地下鉄で演奏する市民権があって、許可証をもって演奏しています。プラットホームにいたり、電車内にもいるようです。

電車内が空いていてのんびりしているのでしょうか、日本のように、時刻通りに来ないし、プラットフォームで音楽を聴くのも一興です。

今はライブハウスのチケットが5000円とかだけれど、貧しくなったらフリーで演奏しあうキューバみたいな空間ができるのか。今の制度は、とにかくチケットノルマ制が苦しいそうです。

日本は70年代にフォークプロテストみたいな政治企画があったが、のちに禁止されます。

竹の子族ホコ天などが、一時期ブームになって一律禁止されています。

ロックはもうメインストリームではないので、若い人はテクノとかヒップホップに流れてしまって、ターゲットは団塊の模様です。

おやじバンドが演奏できるスペースなんかも流行っているようです。日本の中高年の方も、意外と人生謳歌しています。

あとはアメリカのカラオケ空間とかが言及されます。日本みたいな狭い個室ではなく、店にカラオケが付いているバーみたいな感じで、多くの人の前で素人が歌います。

豊かになったことの恩寵というか、日本は良い音楽に溢れています。

資本主義と音楽は、相性が良いのか、悪いのか、よくわからないですが。

フォークジャンボリーは、音楽がメインではなくて、地域イベントの一部とか、

日本一の音楽祭、フジロックは、山道が険しく、開演時間なども決まっていない来場者にやさしくないイベントです。

場所だけ貸して、自分たちでつくってください、みたいなところがあるようです。

本書は、そういうミュージックイベントやストリート、ライブハウスの世界に浸れます。

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