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地球人口100億の世紀―人類はなぜ増え続けるのか

地球人口100億の世紀―人類はなぜ増え続けるのか (ウェッジ選書)
地球人口100億の世紀―人類はなぜ増え続けるのか (



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そこそこの生活を送れる定員は20億くらいで、21世紀は世界人口100億を超すというから、途上国の成長の煽りを受けて、将来はかなり平均生活レベルが落ちます。どよよーん。

トップアスリートでも何でもない、私たちの多くは(今は良いけれど今後は)、ヲールストリートデモでいう富:貧の1:99の、99の貧民サイドに入ります。

 

人口が増えている国は勢いがあり、GDPが増えて云々は、完全に企業と国の支配者たちの理論です。それは10人中1人の、選りすぐりの労働者を安く買いたたいて使うからそうなるので、残りの9人は瀕死でも、統計には入らないのです。

 

そのように、子供を昆虫や魚みたいに大量につくって1部が生き残る、A戦略の人と、逆に、小数精鋭で大切に育てるK戦略の人がいる、とこの本には書いてあります。

で、今の途上国はA戦略の人が多いけれど、貧困対策をしていくとK戦略の人が増えて、増加は止まる、みたいなことが予測されています。

 

この用語によると、子供を作って売ったりしている極貧国はA戦略過ぎ、大卒まで投資がいる先進国はK戦略過ぎるというアンバランスがあります。これが途上国への投資ブームや、先進国の貧困化で、どう変化するか。

 

また自給自足社会では、資源が限られているので、あまり増えないようにバランスしている、というような研究などが載っています。日本で原発を止めるなら人口を減らさないといけないですが、左翼政党なんかは貧しくても子供が持てる社会を、のような矛盾したことを言っています。彼ら(の一部、昔の赤い革命家など)は貧民の生活水準そのものより、金持ちから分捕ることを優先するので、その為の兵隊がいるという、数の理論に頼るのが、世界の左翼政治家の行動です。そこは右も左も、人命軽視で似ています。

 

援助などをしてかつ避妊を教えない、クリスチャン系の援助団体何かは何を考えているのか。旧約聖書なんかはユダヤ人が作ったものだけれど、昔の民族に分かれて自給自足していた時代に苦境を生き残る為には、とりあえず増えて他の民族を圧倒しろみたいな戦略が必要だったかもしれないが、地球規模の経済になってくると違います。

 

日本はWW1-2の一時期を除いては海外侵略をしないで、つつましく生活していたので、そういう研究とかに資するところもありそうですが。広大なユーラシア大陸では、増えすぎて食うに困ったら、どっか侵略すればいいの精神でした、フン族の大移動とか。

 

外貨を稼ぐ手段として、集団工業を富の源泉としてきた日本は、その縮小とともに縮小する運命にあると、思います。

 

人口が増え続けて難民やテロで世界を脅かす途上国と、社会のライフサイクル的に、人口減少期にある先進国の政治問題になってしまっています。

 

地球人口について言えるポリティカルコレクトな範囲はこのくらいです、あまりハッキリしたことは書いていません。

 先進国は少子化しているなど糾弾する人がいますが、各国が目先のGDPを追い求めていたら、世界の人口爆発などには誰が責任をもつんだ?

世界は、ケイマンなどの脱税もそうですが、人口対策もしてほしいです。