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「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー

「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー
「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー 佐藤 優

講談社 2009-01-23
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ムネオスキャンダルの元スパイの人です。

ビジネスマンも会社の経営実態とか取引先との関係次第では、興信所に調べられたり、ありそうです。

仕事とか(人によってはサークルとか)で、微妙な立場に立たされた人にいいかもしれません。

ロシア担当のスパイなので途上国体質かなとも感じたんですが。諜報もビジネスも胃や肝臓が丈夫でないとできない接待の世界みたいな、最近のアメリカナイズされた個人主義的なビジネス書とは一線を画す、オッサンの世界です。

が、日本の営業先は、未開上等、野猿のさばる、中国やロシアやアラブやアフリカだという噂もありますが。

新興国もアメリカナイズされて行くと思いますが、アメリカナイズされた領域には先客がいては入れないとか、よくわかりません。

電話をして10回以上鳴らしても出ない会社やプロジェクトは危険、問い合わせをしてもたらいまわし、これはやる気のない時の外務省といか具体例がリアルです。

情報をもらう相手へのカネの渡し方とか。定額で渡していると情報が荒れてくるので、かといって良い情報をもってきたときに歩合で渡すと、こっちが何に興味をもってるのかがバレてしまうとか、

で、定期的に、友情の証と言って渡すのがいいんとか、途方もないことが書いてあります。

それも渡したカネで遊んでるぶんには良いが、生活費に充てるほど困ってる人を使うと、切ったときに恨まれる、とか。

あとは信頼されるサードパーティールール(情報を渡すときは当事者の承諾を得る)とか。

連載誌KINGが休閑になったので、途中から、引き際を間違えると大変なことに、などの戦中のエピソードの連載になってしまい、臨機応変を地で行きます。

残りは著名人、アントニオ猪木とか、他に国策逮捕された田中森一鈴木宗男らとの対談になっていますが、

カストロキューバに猪木の名前の付いた島があるとか、北朝鮮には日本向けの核がありますよね、と誰かが言って気まずくなったので、「日本の核も北朝鮮に向いてますよ。北朝鮮には美人が多いですからね。日本中の男性の核兵器が」と切り返して転機をきかせた、といった塩梅ですが如何でしょうか。

しかめつらしいクリスチャンの佐藤さんがオッサンの世界に適応しているところが笑えますが、この場合、佐藤さんは、男性の核兵器が、などとホザいてガハハと笑う相手を何だと思っているのか。だから怪僧ラスプーチンなのか。

彼が女性の誘いを断ったというエピソードを見たことがなく、エリツィンとサウナに入って股間をにぎりあった話(ロシアの風習)などを頻繁に披露するのは何故なのか。