ちきうアネクドート

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この国を出よ

この国を出よ
この国を出よ 大前 研一 柳井 正

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初版はユニクロブイブイ言わせていたころの話で、ブームも過ぎて普通の企業並みに戦略的にふるまわざるを得なくなると、世界同一水準賃金など、渋い話も出てきました。2chでユニクロ叩きが定番化した頃、未だに買って文句を書き込んでいる人がいることには驚愕です。

 

最初のほうの、「もうだまっていられない」「現状分析、絶望的状況なのに能天気な日本人」「政治家と官僚の罪、誰がこの国をダメにしたのか?」とかいうのは、読みとばして、これらのグチが、その後めまぐるしく入れ替わった政権で聞き入れられたのかどうかは不明です。

 

後半は海外も含めて自社や、良いと思う会社について書いてあり、知らなければ参考になります。GEやサムスンは人材育成に1000億かける、新興国に社員をおくって人脈を築くなど。優秀なインド人や中国人をまねいて、人材育成して幹部に、とか。海外採用1・5倍、パナソニックショックなど、そういう大手企業のグローバル化について書いてあります。

 

ファッションは家電製品と違い、性能のいいものが確実に売れるのではなく、フィーリングなので、ミラノやパリなどでコレクションをやって普及してくんだけど、ユニクロはその廉価版、どの国でも売れるとか。

 

多くの人は、ビジネスチャンスが日本でなく海外にあるのは分かりきっているのですが、ルートとか教育とかコネとか、整備したらどうか。人は喝だけでは動けません。

 

そういう衆を頼む者には向かない、ともいえそうですが、海外開拓ルートというのは、胡散臭いと言えば胡散臭いです。人が本当に知りたい、そんな斬新な内容じゃないです。

 

一攫千金で飛んで行ってビジネスをしている、猛者もいるようではありますが。逆に国家官僚なんか大した仕事をしていないのだから、地方役場と同じで、三流でいい可能性もあるし。福祉ならNPOがやった方が機動力があるかもしれないし、とか。そんな感じの、宗派の意見だと思います。

 

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