ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

7つの贈り物

7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]
7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-01-12
売り上げランキング : 51413


Amazonで詳しく見る by G-Tools

 


税務署職員=善行。あまり結びつきません。シュールな映画だと思いました。

担当市民の身辺をにこやかに嗅ぎまわるナゾの税務署職員が胡散臭すぎます。何の映画かよくわからない状態が続きます。

税務署職員が相手の人柄を見て税金を猶予したりとか、良いことをしてはいますが、暴力男から虐待を受けている家族を遠くへ逃がすなど、ある意味不公平な市民の取り扱いをする、この男の税務署職員としての倫理観が気になります。

コレは現実には血も涙もない税務署職員へのあてつけか。

 

と思っていると急展開があります。

人殺しをした人が、そのぶん償いで臓器を提供するシステムといのはありえるのでしょうか。

コレはSFではないので、そういうシステムに社会がなっているのではないですが、彼の倫理観がそうなっています。彼は交通事故にあって同乗者を殺してしまい、良い人を探し出して贖罪の為か臓器提供などを行い、最後は自殺して心臓まで提供してしまいます。


シナリオはひねってあるため、退屈せずに見ることができるのですが、最後まで見て感想を聞かれると答えに窮します。

事故で人を殺してしまったから臓器提供をして人を救えばプラスマイナスでトントンという発想は、あまりに恣意的といえば恣意的ですが、神に逆らって命をコントロールしているような気もして、人の意志の強さについて考えさせられます。

他の観客の方にとっても、過失で人を殺してしまい、償いの為に臓器提供をするというシチュエーションは容易にシンクロしにくいのではないでしょうか。やっていることは世界中の偉い人の手術で高名を博す、中国の囚人の臓器移植病院と同じだし。

 

広告を非表示にする