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仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

さらば雑司ヶ谷

さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)
さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫) 樋口 毅宏

新潮社 2012-01-28
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北朝鮮の拉致のパクリなのか、日本の子供が中国に売られていくという衝撃のストーリーです。

シリアスなバイオレンスアクションを書いているようで、本当はギャグで、本の帯にはタランティーノキルビルとか書いてあったような気がします。

主人公が地元を牛耳る宗教団体の教祖の孫とか、中国政府が北京五輪で実用化した雨を降らす技術とか、

大雨の日に下水溝から教祖を狙った暗殺者を送り込んだり、死体を流して隠したりとか。

この小説によると、雑司ヶ谷の寿司屋はロリコンだし、地元を牛耳る新興宗教のボスは美少年に性的奉仕をさせているし、散々です。

セックスのシーンが汚い落書きのようで、恐らく誰の心もそそらないのは、わざとやっているのか、書けないのかはよく分かりません。

オザケンの音楽論の引用とか、漱石の「こころ」のパロディとか、文学的なものが織り込まれ、そういうサブカル臭のする高踏的な文章と、グロシーンの元も子もない描写のメリハリがあります。

日本の変な宗教と、中国のヤクザが、適当に組んで金儲けをしろというのか、そういうヤーさんに注意せよというのか、世の中の秩序は、もう決壊したんだよというのか、分かりませんが、

ハチャメチャなものが好きな人にはよさそうです。

 

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