ちきうアネクドート

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戦闘チームではなくて、技術処理班がメインなのでシュールです。

冒頭のいきなりロボットの操作画面が、異次元に放り込まれたような感覚を喚起し、そこでは鍛え上げられた兵士たちが小さなリモコンを扱いにくそうに操作して戦場を進みます。

解体方法を知らない爆弾にあたったら爆死するかもしれないし、処理してるあいだに敵に襲撃されるかもしれません。

爆弾の事をマイ・スイート・ハニーみたいに呼んで、解体します。

そのスリルはこういうと失礼というか何ですが、黒ヒゲ危機一発とか、爆弾処理の必殺仕事人に近く、平均的な戦争映画とは違います。

前半の爆弾処理は、カンボジアなどで地雷撤去の仕事とどう違うのかよくわかりません。兵士たちが、そのつもりで行っていない、戦うつもりで行っているせいか。

元々そういう仕事だと思って見ていたので、敵兵が見えないとか、そういうロマンチックな解釈はあまり出てきませんでした。

敵兵に突っ込んでいくのも辛いと思いますが、アドレナリンの出しどころが分からない、息苦しい任務かもしれません。

そこにアメリカ軍をよく思ってないイラクの人たちが家(マンション)から顔を出して見下ろす、不穏です。彼らは敵なのか味方なのか。

住人の安全の為にも、爆弾を処理しているのに、不審者扱いです。

原発にカメラを入れて処理班の映像とかとったら世界でヒットするのではないかと思ったけど、東電やらないか。

実験映画というか、実験も何も起こってることをそのまま取ったらそうなっただけか。

戦争はつねに実験で、映画はそのあとを追いかけていく。

もう人間相手ではないところが、巨大化した現代の戦争批判になっているのかもしれません。

 

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