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第六ポンプ

第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF)
第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF) パオロ バチガルピ 中原 尚哉

早川書房 2013-12-06
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 先進国はロハスやミニマムライフなど穏やかになりがちで、SFは途上国の苛烈な開発の方に行くのかもしれません。そういう周縁のSFです。

第1話は、廃墟化した成都(中国の四川地方)で、ダライラマの人格の入った転生用のキューブを拾った少年が、マフィアに追われたりします。

中国語のルビがふってあったりして洒落ています。

人口問題とかグローバリズムによる文化の一極化、インフラとか多国籍企業の支配とか穀物メジャー遺伝子組み換え食品とか、アマゾンには社会派臭いとか書いてありました。


チベット仏教は、最も支配者として、人々の代表として、能力の高そうな人を、目測で選んでいるので、ある種、脅威なのか。

でも中国共産党の指導者の順位も、目測といえば、目測で、投票とかオープンな基準が存在しないら、似た者同士の近親憎悪だろうか。

フルーテッドガールだけは廃墟モノではなくて、フルート化された少女って何、ですが、ローティーンの少女の体のエロい雰囲気を出すのがうまいです。

表題作の第六ポンプは、主人公のエンジニアが、古い水道のインフラをボチボチ直していく話で、

取扱説明書がなく、古い書類の山に首っ引きとか、

金欠になった会社や役所などのシステムを担当する、エンジニアさんに人気のようです。

ITや道路などのインフラのメンテナンスは、高度経済成長が止まり、財源カットをしている先進国共通の悩みなのか。

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