ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

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教師「いいか~お前たちは~1人1人が特別な存在なんだ~」

貧乏な河原住みの中学生の住田ですが、その代り川べりにホームレスが住み着いていて、彼を慕っています。

彼は中学生にして既に、社会保障の欄外にいる、エリートホームレスです。昔、管理教育を受けて駄目になってしまった河原乞食の希望の星で、こいつなら何かやってくれるのではないかと。

漫画にないシーンが多く、親の借金取りに来たヤーさんが、止めに入った彼を殴った後、拳銃を押し付けるようにして、くれたりします。

原作ファンには酷評されているみたいです。

原作の住田がもっていた、人知を超えた何かに覗かれている、発狂してしまうかもしれないという、恐怖感がありません。

その日常の切れ目を、怪物が覗き込んでいるというシーンになっていたのが、映画だと、その、何か、は来てしまったという震災後にすり替わっています。

原作の、自分の乗ってる飛行機が落ちると思うか、クソックソッ、が、不幸な人は、沢山いるよ、になっています。

顔にどこかの部族みたいなペインティングをして、

町中を殺してもいい奴を探して彷徨ったり、包丁を持って借金取りのところへ押しかけるのは陳腐です。

画太郎ドストエフスキーとかとか流行っていますが。手塚治虫も書いていたか。

原作の得体のしれない不安感(当の漫画家にあまり知識がないために落とし込めなかった辺り)を、ベタなところに落とした感じです。本人に許可とれてるならそういう解釈もありなんだろうと思いました。

父親が子供に金をせびり、母親は男と出ていく、これからの世の中、そんな奴だらけやで、もう親の地位が、どうのこの、気にするな、お前のせいじゃないんやで、そういう社会への対応です

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