ちきうアネクドート

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パリ20区、僕たちのクラス

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移民が多くかつ、フランスの国民教育を施している学校です。

パリ20区とかオサレな響きがありますが、その実態は、中国人とかチュニジア人とかがヘンなラッパーみたいなチェーンをしたり、ダサビッチなニットスカートなどをきて通学しています。

フランスは移民の暴動とかのトラブルのニュースはあるけど、フランス語をおしえて、平等に扱うということが、教育レベルでは進んでいることがわかります。

アメリカみたいに移民が麻薬取引や銃犯罪に手を染めたりしないようなケアがされているように見えたのですが。アメリカとか日本の底辺校から見たらモデルスクールのようです。

移民は将来にわたってフランスに住み続けるとは限らず、将来像を共有しにくいので、むずかしいようです。

映画では、不良とかで退学していく生徒に何もできないというジレンマが描かれます。

あの生徒は家が厳しくて、退学になったらアフリカの親戚の元に返されてしまうという噂がたっても、先生側はそれが規則だし何もしてあげられない悩みとか。

逆に言うと、フランス社会に適応しない人は、どんどん出身国へ返しているということですが。

 

日本だと公立、私立、インターナショナルスクールなどと、分かれていて、インターナショナルスクールは、最近はキムタクの子供が通ったりして、プチ注目を浴びていますが、ここに出てくるのは、普通の公立校です。

英語とフランス語は、北京語と上海語くらいの差しかなくて、日本人の英語ほどのハンデはないと思いますが。

そういう方言を教えるのは、あくまでフランス革命など、世界の発祥地という感覚なのか。

国家の希薄化と、国費を投じた公立校の希薄化は、シンクロしますが、これからの人々が、生きていく為に必要な知識とルールは何か。

映画批評に、この映画で描かれる教育に、権威が無いのはおかしいと書いてありましたが、フランスの権威とは何か、ルイ16世か、ナポレオンか。

今、世界はどこも、権威主義が通用しない流動的な局面で、

大東亜戦争のように、権威を振り回した人が未来設計に失敗し、教えたことの責任を取れない世の中になっています。

学校の先生がエリートとされている地域もあるのかもしれませんが、ビジネスについていけない肩の力の抜けた感じの人が担当していることも多く、

逆に最近だと、学校のビジネス化なども言われますが、

過去の国家権力と一体化したり、逆に反政府勢力の革命の砦になったりした、過去の日本は、少し変わっているのかな?とか良くわからないことも多いですが。集団工業化の終りと共に、それも終了な感じですが。

 

 

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