ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

闇の子供たち

 

闇の子供たち (幻冬舎文庫)
闇の子供たち (幻冬舎文庫) 梁 石日

幻冬舎 2004-04
売り上げランキング : 6433

おすすめ平均 star
star児童虐待のメカニズムが見えます
star「フィクション」ならば価値は低い
starショック!!

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 

 

名誉白人(観光者)として、タイの雰囲気は好きなのですが、現地の人の死体を踏みつぶしながら歩いているのかもしれない、という気のめいる話です。

タイは裏路地で子供に体を売らせて外貨を稼いでいるのに、表では穏やかな仏教国みたいなイメージで売り過ぎて汚いと日ごろから何となく歴然としませんでした。

たとえばタイ王室が児童買春絶滅宣言とかを出すことも可能ですが、それをしないのは何故か。

この本の映画化は、どういうスポンサー関係か、よくわかりません。


児童買春は世界的にも知られているのに、絶滅させようというコンセンサスがないのは、自国で子供への犯罪が増えるからでしょうか、ロリコン議員などもどこかで利用していて後ろ暗くて絶滅できないのかもしれません。先進国に住んでいる私たちは、タイの児童買春のおかげで、下手をすると自分の子供などを変質者に襲われずに済んでいる可能性があります。

小説内では、子供を現場に出す前に慣らすのですが、まずお風呂につけて体を柔らかくすると抵抗されないとか、業者から逃げて戻ってきた子供を親が殺したりとかか、気が滅入ることがたくさんかいてあります。

アマゾンにはこれはウソで、創作だと書いてありますが、そういうことが観光客には分からないようになっているか、それかここに書いてあるような悲劇は発生確率があまり高くないか。

タイはオープンな観光地で、あまり闇ではないというか。「商品」を手ひどく扱うと商売が成り立たないとか、アンチ児童売春の活動家とかもいるだろうし、あまり露骨な人権侵害はできなそうですが。その辺がこの本は、取材できなかったのでフィクションという体たらくですが、それでも普段意識させないことを意識させる力はあると思います。

タイでは子供を売春させたお金を親戚が受け取る習慣があるようです。それで子供の教科書に「仏の教えに従って家族仲良く暮らしましょう」みたいなことが書いてあり、この2つの事実を突き合わせると衝撃的で、次は「売春と仏教」という本でも出してほしいです。

戦前の日本の遊郭などのように、貧困の家族を助けるための売春は「良し」とされる風潮があるようですが、社会の構成員全体が子供に依存して児童買春で外資を稼ぐ構造暴力は子供の人権を無視しているし、あからさまな敵対行為や反社会的行為とされないだけ悪質で、イスラムの12歳の花嫁、みたいなのと同じですが。

外地での野放図な略奪ではなく、同じ社会構成員にたいするものなので、奴隷というほど扱いはそんなにひどくないのかもしれないし、事実は闇の中です。

どんなタイプの社会でも、頭のおかしい人や加虐趣味を持つ人は、一定数います。

紛糾している従軍慰安婦問題なども、欧米がいうようなセックススレイブ、敵のメンバーにたいする凌辱や奴隷扱いと違って、そういう自国内の社会構成員を利用した売春の伝統を引くものだと想像しています。日本人は奴隷体質で、人権意識が、元々低い。

外人を奴隷にする姿勢よりマシとはいえ、下水の処理を街のど真ん中でやるような行為だし、

結局、この著名な在日コリアン作家の書いた本作は、性奴隷を産み出す戦争を許した国際社会を糾弾し、かつて日本軍へ娘たちを売った朝鮮人の親族を告発したという、右翼も喜びそうな姿勢だと思うのですが。


アメリカなどでもロリコン犯罪は大きな問題になっていて、子供を襲ったロリコンの出所者リストが回されるとか、あるようですが。

恐らくアメリカのFBIなどが持っている、ペドフィリアが発症しやすい生育環境とか、人口の何%とか、遺伝とか、そういう冷静な話の方が好きなのですが。

 

広告を非表示にする