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僕たちは戦後史を知らない――日本の「敗戦」は4回繰り返された

僕たちは戦後史を知らない――日本の「敗戦」は4回繰り返された
僕たちは戦後史を知らない――日本の「敗戦」は4回繰り返された 佐藤健志

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途中で、シラケムードとかマッカーサーとかのなつかしネタを頻繁に引用し、どの年代が対象かは不明です。

論旨として、敗戦は4回あったと書いてあります。

1、戦後
2、石油ショック、
3、バブル崩壊
4、構造改革

そういうことをいうなら、明治維新自体が敗戦なので、嘘くさいです。右翼が、ケツまるだしで走ってる感じ。

4回の全ては、占領時代の隠蔽に起因しているといいますが、これはアメリカの占領政策というより、単純に世界貿易を再び始めたせいです。戦前のように、石油のせいで戦争を始めるよりいいのではないでしょうか。多くの人にとって戦後は桃源郷ではないのかな?挫折しているとは思いません。
1、敗戦後は軍事拡大路線を反省し、アメリカの核の傘の元で経済成長を遂げ、
2、石油ショック後はいち早く対応し、エコ対策をした産業界などが世界を席巻し、
3、4、バブル崩壊後の不況やデフレには、先進国共通で苦しんでいます。

世の中、アメリカに屈折した思いを持っていない国のほうが珍しいと思います。そういう方に広げられれば、かなり普遍性というか、世界平和論みたいなほうまで射程が広がりそうです。

左翼の多くは、リベラルを名乗りながら、途上国には固有の伝統を認めるといいますが、自分は割と、サッサと民主化しよう、というリベラルで、それは日本でいうと右翼になってしまうのが、わかりません。

本書で取だたされる戦前と戦後のつながりは、軍国主義や地主制度、徴兵制度のことでしょうか。

戦後の否定をするということは、法制度から教育まで、かなり性急な改革になると思います。海外ではそういう南米とか、インドネシアとか、中国とか、性急な改革を経て、結局民主主義や経済的自由を求めることになっている国が多いです。たとえば伝統回帰しているイランなどが理想なのか、得体が知れません。

シルバーデモクラシーなど、個別の政策論が有効に働かない最近の傾向に対応したのかもしれないですが、一通り昭和なつかしネタをぶったあと、どこへ持っていきたいのか。そrが、わかりません。なつかしネタで昭和後期が大好きだった人たちに媚びて、それで戦前回帰は無理筋という感じがします。

この本を買ったからといって、自動的に徴兵されたりするわけではないので、どうでもいいのですが。