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凶悪―ある死刑囚の告発

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)
凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫) 新潮45」編集部

新潮社 2009-10-28
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おすすめ平均 star
star次は文庫本が読みたい
star賛否両論ありますが
star解説がすべてを台無しに…

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彼は、他にも人を殺しています。警察はそのことを把握していません。

この本を読んでの感想は、怖い、自分には関係ない、怪しい、人それぞれのようです。

警察の捜査の及ばない対象を死刑囚が告発して、週刊誌が特集するのが普通なのか。レアケースではないか。

取材班は、オウム石川元幹部の手記を発表、中川官房長官の情報漏えい疑惑で辞任に追い込んだとあります。まーさに、怪しさ満載の一冊です。

あとがきを外務省からパージされて実刑判決を受けて週刊誌に主戦場を移した佐藤優が後書きしてます。

そういうのって、国策捜査とどう違うんすか、先生。

証拠が取れないから、世論を動かすんでしょう。それって事前規制から事後対応という、金融ビックバンで決まったルールを刑事事件に応用しているのですか、いいのか。あと劇場型政治をパクった劇場型逮捕とか、ミレニアムの前後に、オウムやアルカイダがテロを起こして以来、その辺が曖昧になってきています。

何か、誰かさんが、誰だか知らないけど、監視機材とか売りたい方面が、道徳の強化を叫びたい方面が、

日本には犯罪が増えていると言いふらし、

警察はそのせいで、俺たち仕事をしていますよ、ほら、見て、見て、リストラしないで、給料減らさないで、と世間に言わないといけないハメになってきました。

かなり話題になった本だと思います。映画もピエール滝やリリーフランキーの怪演が好評です。この出版の意味は、警察が手を出せない人が、既に日本にでてきていて、そこへネタに飢えたパパラッチでも何でも良いので、特攻隊を突っ込ませたいということなのでしょうか、いろいろ、怖い、怖い、本です(映画解説の故、淀川さんふう)。

証拠を残さずに完全犯罪やってる人が、逮捕されるのなら、それは、良いのでしょうけど。何十年も前の犯罪が、冤罪とか騒いでいる昨今なのに、手続き的に汎用化されたら、怖いニャアという感想でした。私は犯罪の扱いとか知らないので、的外れの可能性は高いです。

 

 

 

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