ちきうアネクドート

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絶歌

絶歌
絶歌 元少年

太田出版 2015-06-11
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人はなぜこの本にイラ立つのか。

印税稼ぎ。
有名人の特権を利用して、本をだしている。
内容が更生していない。
文章が気取っていてイラつく。
サイコパスの文章だから。

「鮮明な殺人シーン」「強烈な後悔」の2つが主に書かれているけれど、彼の人生は、毒親との確執→更生プロジェクト、以外には、他に思い出になるようなことが一切なかったのかもしれないとその辺は気の毒ですが。

酒鬼薔薇というアイデンティティから全く抜けきっていないので驚くと思います。
殺人のシーンを、すごい鮮明に記憶していますが、後悔していたら、思いだしそれを他人に語ることはない。
そういうところが、

>彼の生まれ持った器質
>更生プロジェクトの結果

どちらかなのかは判断がつきません。
文章はうまいですが、内容は文学に昇華されておらず、過去に世間を騒がせた殺人をしたという実話がなければ歯牙にもかけられないレベルです。それでみなさん、評価が渋いのでしょうね。

まず何かを描いたことがある人は分かると思うけど、自分のありのままを描いて受け入れられるということはないので、その辺も特権意識が窺われて驚きます。少しでも人に受け入れられるように修正した形跡がない。マスコミが歪めるテレビ報道と違い、本は1人1人の読者に直接にメッセージを伝えられる手段です。しかし彼はあえてテレビで伝えられた酒鬼薔薇を演じ、その機会は生かされなかったようです。

彼はたしかに、孤立しているのかもしれません。たとえば身近な人に話したらどうだとか、そういう想定ができないような環境にいるのかもしれません。


タイトル「絶歌」、目次「ゴッドレスナイト」「マインドハンター」など、「school killer酒鬼薔薇」の犯行声明文のスタイルを崩していません。中学二年生で猟奇殺人をした、その彼から見た世界を書き残せるのは彼しかいないという価値はあるかもしれません。
猫殺し詳細、
人殺し詳細、などが書いてあります。
芸能人の名前などは知らない、俺のアイドルは猟奇殺人者、切り裂きジャックとか。

彼を矯正するプロジェクトには税金1億とかかけたらしいですが。彼らが変な矯正などをかけなければ、永山紀夫みたいな感動的な本でもかけたのではないかと思いますが。

まあ、大人になってから殺人とか猫殺しとかしていなければべつにいいのだろうけど。
感想欄に、日本人はセンセーショナルな殺人をして後年印税で稼ぐという新たなビジネスモデルを確立しましたねとかいろいろ書かれています。

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