ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

ベツレヘム 哀しみの凶弾

ベツレヘム 哀しみの凶弾 [DVD]
ベツレヘム 哀しみの凶弾 [DVD]
TCエンタテインメント 2014-11-05
売り上げランキング : 67504


Amazonで詳しく見る by G-Tools




イスラエルの諜報部、モサドは、手懐けたスパイなどを使ってパレスチナ中に情報網を敷き、テロを起こしかねない危険人物を事前に暗殺していきます。

モサドの諜報員が、体の弱っているアラブのテロリストの父親の釈放と引き換えに、主人公の少年にスパイ行為をさせます。

パレスチナの住人は、ハマスイスラエル諜報部、その他の勢力が入り乱れ、ヤクザの抗争さながらです。

彼らは貧しいので、どこかのスパイをやってお金を稼いだり、裏切って殺されたり、一枚岩とは言えません。どこがどうなっているのか、わかりにくいです。ISやアルカイダもいるだろうし、百花繚乱で何が何やら。

一昔前の和平の象徴、PLOのアラファトもはじめは民衆の英雄でしたが、次第に欧米の手先と非難されるようになるなど、とかく当地の政治地図は分かりづらいです。

始終、人のよさそうな少年たちが、ナチュラルに銃を下げて暮らしています。ここにでてくるパレスチナ人たちは、自分たちの無力さや、命のはかなさなどを知っているせいか、無駄に粋がったりしないのが心に残ります。

先進国で息がっているヤンキーにはない、カリスマ性があります。ヤンキーもタチの悪い人は、パレスチナに留学でもさせてみればいいと思います。

戦う男のなんたるか、暴力の使い方と真実が分かるに違いありません。

彼らが人を殺すのは、仕方のない場合に限りますが、その仕方のない場合が多過ぎます。

パレスチナ情勢を知りたい人にはいいですが、あまりエンタテイメントはしていません。

 

 

広告を非表示にする