ちきうアネクドート

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ロリータ

ロリータ (新潮文庫)
ロリータ (新潮文庫) ウラジーミル ナボコフ 若島 正

新潮社 2006-10-30
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ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。

朝、4フィート10インチの背丈で靴下を片方だけはくとロー、ただのロー。スラックス姿ならローラ。学校ではドリー。書名欄の点線上だとドロレス。しかし、私の腕の中ではいつもロリータだった。

文章が凝っていてかっこいいです。

劣情を掻き立てるような本ではないので誰にでもオスススメできますが、ロリ目当ての人には微妙です。

主人公は9-14歳くらいのニンフェット(妖精)にしか欲情できないイケメンのオッサンで、社会的信用もあり、変質者とは違います。

そこが淫靡です。金があれば囲うことも可能か。

ナボコフは蝶収集をしていたとか、サルが初めて絵を描いたと思ったら画材が自分を取り囲む檻だったとか、一皮むいてみると、執筆動機は、そういう難しい話ですよ、

それをロリコンにかこつけて売ったりとか、あざといです。

彼は何事もオブラートにくるんで真意がバレないようにしないと命が危ない、秘密警察を擁するソ連の出身です。

そのナボコフの意図の正当な後継者で、男性の目線に閉じ込められているイスラム系の女性たちによる、テヘランでロリータを読む、という本があるそうです。

欧米社会は他人に支配されないという強烈な意思によって社会が成り立っていると思います。

その辺がロリコンにゆるい日本ではグレーゾーンです。男子でもお受験とか甲子園みたいな未成年虐待っぽいことはけっこうあります。

パラパラ見ても、ロリコン歓喜のシーンとかそんなにないのですが。伊豆の踊子とかのほうがロリ臭い。

 

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