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「科学技術大国」中国の真実

「科学技術大国」中国の真実 (講談社現代新書)
「科学技術大国」中国の真実 (講談社現代新書) 伊佐 進一

講談社 2010-10-16
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インドや中国が21世紀にはアメリカを抜く勢いというのは、どのくらいなのか。GDPは抜くだろうけれど、世界の優秀な人の留学先がアメリカの大学に集中しているが、人材集めはどうしていて、情報はどう収集するか。

これは学者さんの本なので、あまり刺激的なことは書いていません。

とくに核とか戦闘機何か分かりやすそうですが、あまり載っていません、何の技術なのか、遺伝子工学などに手を出すのか、欧米とは違うジャンルに突っ込むのか、など。

 

日本と中国は、張り合うよりも協力していった方がいいということですが、技術が盗まれたニュースなどが大げさにクローズアップされる中、それもなかなか難しいのだろうと思いました。

 

日本はボトムアップ、中国はトップダウンだそうで、それも善し悪しですが。

またパキスタン北朝鮮に似て、国民の福祉より核開発を優先する途上国体質なので、世界第二位のGNPを湯水のように注げます。

留学熱が高く、アメリカ帰りの研究者も日本と比べ物にならないほど多い。

 

ここに書いてある日本と中国との技術協力を、アメリカは許すのでしょうか。事実上の日中同盟だと思うのですが、そういうことには触れられず、どういう立場で書かれた本なのか、イマイチわかりません。

 

日本がアメリカの戦闘機を買わなくなったり(アメリカの軍需技術は世界一なので、国防を考えれば、そういう選択肢はないのですが、あまり高額だと財政を圧迫します)、

集団的自衛権から離脱すると、アメリカの軍需の下請けをやっていた日本の工場などが全てなくなるそうです。宇宙産業とか、石原都知事東京銀行などを作って中小企業を救おうとして失敗していたアレです。

 

アメリカの下請けレベルの技術なら、新興国にすぐ追いつかれる気もするし、日本は、アメリカにも、中国にも、それなりに歴史的に影響を受けていて、ものすごく嫌いとか、ものすごく好きということもないので、

開き直って三者で協力したらどうなんですかね?とか思ったのですが、大国の狭間で日本がつぶされるだけか。

あと日本は、親米派と親中派で、ゆるくいえば二大政党制的なものになっていますが、

それが1つにまとまってしまうと、強権化して何となく不健全な気もするし、よくわかりません。

 

中国共産党人民解放軍(=日本軍から人民を解放した軍、中国軍)は、日本の敵視が政権の正当性を担保しているので、日本人は技術を盗み逃げしても何しても良いと思われていて、中国共産党のプロパガンダを信じている素朴な中国人もいるだろうし、やっぱり協力するなら、反日教育は止めてもらわないと怖いと思いました。

 

 

 

 

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