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ハル、ハル、ハル

ハル、ハル、ハル (河出文庫)
ハル、ハル、ハル (河出文庫) 古川 日出男

河出書房新社 2010-07-02
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ハードボイルド、恋愛小説、何でもいい、これはこれまで読んできた小説の続きです。何でもあり、何でもない。と書いてあります。

何でもあり何でもない。エブリシング・バット・ナッシング、とか英語にしてもわかりません。

この物語は全部の物語の続編だいいか。もしも物語がこの現実ってやつを映し出すとしたら。
かりにそうだとしたら。そこには種別なんてないんだよ。
暴力はそこにある。
家族はそこにいる。
きみは永遠にはそこには停まれない。


親のいない家庭でコッソリ暮らしているハルオミは、死んで宇宙に行きたがってる弟をピストルで撃ちます。

そして公園で踊っていたハル姉と一緒に、タクシー運転手のシニア(お父さん)をカージャックして千葉県の犬吠岬へ向かいます。

3人のハルはどこへ行き、どうなるのか。バニシングポイントのような当てのない旅が始まります。

日常に暴力がなければ、日本に警察や自衛隊などがなければ、ハードボイルドはウソになってしまうだろうか。

ハードボイルドとは何か。私たちの心に何を植え付け、何を浄化してくれるのか。

本書はポエムがかっこいいんですが、2、3つ目の短編はそれをやりすぎて意味不明です。巻末で雷に打たれたように書き方を変えたとか言ってたけど、それは間違った啓示です。

一般読者にも親切に。などと注文をつけてみます。

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