ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

四十日と四十夜のメルヘン

四十日と四十夜のメルヘン
四十日と四十夜のメルヘン 青木 淳悟

新潮社 2005-02-26
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ピンクチラシに囲まれた都会の孤独を、切ってません。

ゴミクズの山をまとめてゴミ箱に捨てるでもなく吟味する人もいるのだろうと思うと、複雑な気分になりますが、主人公はピンクチラシを漁る人ではなく、配る人です。

配りきれないチラシが層をなす部屋で、自分だけのメルヘンを完成させようとする「わたし」。(帯より)

誰やねん。

ポストモダンとかアマゾンには書いてあるのですが、よくわかりません。とりあえず、文章うまいです。

彼女は、ピンクチラシを集めるのは蝶収集に似ていると言いつつ、近所の団地の奥さんたちに会いたくないのでOKという安いスーパーにまで遠征し、1人行動が好きです。

ピンクチラシをまくアルバイトはぼっち向けで、余ったピンクチラシの裏に日記を描いたりします。

チラシ配りやティッシュ配りは、1つのポストに100枚とか入れて手を抜いていないかどうか、巡回役がいます。

それでチラシの裏と現実が混じってよくわからない文章が続きます。

そのうちおフランスの「日々の泡」か何かの、クロードとクロエの結婚式のチラシ配りに舞台が移っています。岡崎京子も好きだったボリス・ヴィアンですが、本書では子供たちがチラシの山をけとばし「バベルだ」「言葉が混乱する」と叫んで逃げていきます。

ピンクチラシに女子スタッフを装って日記を書いてポストに投函したら、そこの宣伝になりそうですが。ピンク店の名刺とかに「遊びに来てネ(ハート)」とか書いてあるとか。

帯にはトマス・ピンチョンとか書いてあります。

ピンチョンに全米の郵便システムがどうのとかいうのがありますが、テレクラや風俗のデリバリーなども国家のスパイ網とか、よくわかりません。

あなたの行動は全部記録されています、というのがアメリカで先行したかどうかは知らないですが。

既に呼んだデリヘルのことはすべて記録されているみたいな世界になっているとか。仮に代金をクレジットカードで払わなくてもです。

とりあえず貧困女子は自警団でも作りましょう。

この人はチラシ巻きですが、女性が受付と声だけ担当し、実演は全部ダッチワイフ、それなら体を売ったとはみなされません。

二次元男子に対応して、そういうの流行ってるそうですが。着ぐるみ風俗とか。

客の側は、太客掴んだ、などと逆指名されようものなら、お前モテないだろ、貰っとけよ、などと女性スタッフをのしつけられ、踏んだり蹴ったりです。

田舎のお見合いババアが嫌で逃げてきて、せっかくつくった都会が台無しです。そういうホラーかどうかは、分からないです。ピンチョンとか書いてあったので憶測しました。

 

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