ちきうアネクドート

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チョーク!

チョーク! (Hayakawa novels)
チョーク! (Hayakawa novels) チャック・パラニューク 池田 真紀子

早川書房 2004-02-26
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ファイトクラブで有名なチャックパラニュークの後続刊ですが、洒落た文体で、アメリカのスキャンダラスなことが書いてあるのは、いつもと同じです。

セックス依存症の男性が、セックス依存症同士のセラピーなどに顔を出しつつ、母が高級老人ホームにいる為、その費用を稼ぐためにレストランで食べ物が詰まったフリをして寄付を稼いでいます。

かように過剰に盛っています。パラニュークのアメリカは、どんだけ病めばいいのねん。

食べ物が詰まったフリで金が稼げるのか?など、よくわからない設定ですが、ストーリーに勢いがあるので気になりません。タイトルのチョークは喉がつまったという意味のようです。

それから、母のいる高級老人ホームでは、ボケて、子供の頃私をレイプしたのはあなたね?などとあたりかまわずトラウマを投げつけてくる隣室のおばあさんなどがいて、主人公は、そうですよ、ごめんなさい、などと答えて、カウンセリングの相手になり、ホームの老人たちの膨大な信頼を得ています。あとは老人ホームでは、バラの臭いの香料は、誰かが粗相をしたときに使うので、バラは粗相の臭いだとか、相変わらず微グロです。

その母親は元は万引き常習などの軽犯罪者で、子供の頃の主人公は、里親にだされていたにもかかわらず、母親は主人公を何度も呼び出して逃避行をします。

そういう狂った過去の記憶とセックス依存症の現在がフラッシュバックします。

スーパーで青きドナウが流れたら万引き通報の合図とか、相変わらず細部がマニアックでおもしろいです。

また主人公は、17世紀の植民地村を再現したテーマパークのアルバイトをしていて、それもあやしいです。

アメリカのあやしいスポットなどに興味のある人はいいと思います。人工的に作ったという感じがして、上手くまとめれません。

 

 

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