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Gene Mapper

 

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)
Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA) 藤井 太洋

早川書房 2013-04-30
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未来の世界では、自然に作っていた稲が枯れてしまい、遺伝子組み換え食品が主流になっています。

そういう稲の工学デザインをするジェーンマッパーが主人公です。

東南アジアは棚田みたいなイメージでしたが、遺伝子組み換えの稲になって蛍光マーカーでピカピカ光っているとか良い感じです。

彼がデザインした遺伝子組み換え稲が突然変異をおこし、トラブルシューティングの為にサンプルとして送られてきた稲のDNAはデータが謎の大容量で、エンジニアの主人公は頭を抱えます。

裏ではさらに高度な技術が軍によって開発されていて、それがハッカーなどにパクられて流布してしまうと危険です。

インターネット上のトラブルなどが無理なく汲み組み込んでありますが、ヒューマンドラマやサスペンスよりは、そういうマニアックな書き込みを楽しめる人向けだと思います。

自分や対談相手を美化してくれるバーチャル会議デバイスとか、

危険な現場にでるときの防護服のバーチャルデバイスでは、命綱となる相棒を大事に思うように、ビジュアルエイドがハリウッドふうの美形になるとか、どうでもいい設定がアメリカ人らしいと書いてあります。

遺伝子組み換え植物や、下手をすると遺伝子組み換え昆虫などもあり、それをリナックス的に解析すれば、元は軍が秘密裏に開発したものでも、一端外へでてしまったら、人手に渡って在野の人でも同じようなものを作れてしまう未来予想です。

 

ただ、山のキノコでも毒はあるし、人工がよくないとか、あまり意味がないですが。気に入らないなら、自然食品をレアものとかいって高く売ればいいし。そういう告発トーンではないです。

 

農作物の品種改良などは、そんなに難しくもないし、危険度も低い技術で、良いと思うのですが。アメリカもそんなに何から何まで独占せんでもいいではないですか。というわけですが、そんなマイナーな稲の話ですら、やはり軍の技術などとリンクしてくる辺りが因果です。

 

 

 

 

 

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