ちきうアネクドート

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新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)
新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書) 池上 彰 佐藤 優

文藝春秋 2014-11-20
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結婚3時間で3万の慰謝料、というのが売春の禁止されているイスラムの売春宿のシステムとか、北朝鮮への援助とその見返りは、ウンコの詰まったバキュームカーのようなもの、などの庶民に親しみやすいようにする苦肉の表現が多発、笑いなしでは読めません。コーランから毛沢東語録に至るまで、ベースになっている教養がすごいです。


彼らはメディアに出ずっぱりで、精力的に活動していて、いつそんな資料漁りをしているのか不思議です。最近手に取る本の内容がかぶってきて、戦争論とかもういいよ、という人にもおすすめで、むしろマニア向けです。

 

最近多発している、外から情報貰うのは大変です、察してくださいというような単細胞外交本の、あそこと組めば全て解決みたいなことは書いていません。メタや複雑系は嫌いという人にはオススメできません。

 

各国に少しずつ足を突っ込んでいないと、敵対したところからの情報が入ってこなくなってしまいそうです。同じ独立系シンクタンク(?)でも田中宇のように陰謀面に落ち込まないのは巨大な知性のなせる業か。

 

ただ、こんな複雑な構図を見せられても、投票行動には結びつかないだろうし、佐藤優などは鳩山や小沢をバックアップしていたような気もするし、そうすると何かそれも違うような良くわからない気持ちです。

 

民主党なんかが、こういうのを目指して壮大に自爆したような感じです。海千山千のイスラムから中国まで、民主党ごときには歯が立たなかったのかもしれません。

 

極論の安倍政権とSEALSに引き裂かれる日本で、並み居る知識人も官僚も国民も納得させることができる、知的な政権はできるか。