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ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)
ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫) 阿部 謹也

筑摩書房 1988-12
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ハールメンという笛吹がいて、疫病の原因になってヨーロッパ中を悩ましていたネズミをどこかへやってくれたのはいいのですが、町人たちがネズミ退治の報酬を拒むと、今度は子供たちまでどこかへやってしまいます。

今こんな事件が起きたら大騒ぎですが、当時もそれなりに大騒ぎだったようで、伝説化したようです。


12世紀頃の小さな市の文書が延々と残っているとか、市議会があったとか、裕福になった市民が裁判長の席を買ったとか、フランス革命以前のドイツ周辺ですが、意外と先進的です。


当時のドイツ地区は各勢力の境界線がはっきりせず、土地を開墾した教会や貴族が支配を争っていて、川で交易税を取る関所が22か所もあったとか、

暗黒の中世では片づけられないのが意外です。

あとは貧困にあえいでいた下層民を含めた祭りがかなり野蛮で、異教徒狩りなどもたまにあったようで、そういう事件も、子供失踪の原型といわれているとか。

諸勢力が入り乱れ、村の秩序が変わって、たびたび流浪民が発生していたとか。

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