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官僚とメディア

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安倍事務所はかつて金銭がらみで火炎びん事件を起こしていたが、共同通信北朝鮮に支局を作ろうとしていた最中で、記者を現地採用にしろとねじ込まれたり、

それで安倍がフィクサーとして出てきて火炎瓶事件が有耶無耶になったとか、報道=政治の幕開です。

火炎瓶事件なんてヤクザな所業を、彼は政界でプリンス扱いされているので意外ですが、

おじいさんの岸自体が満州利権を引くマフィアで、石油マフィアのブッシュなんかと似ているのか。

これが朝日とNHK問題などに引き継がれます。こういう事件が、詳しくツッコム暇もなく続くので、あわただしいです。報道裏捕り物という感じ。

そもそも、新聞=テレビ局の、レガシーメディアは、ネットに押されて衰退しつつあるゾンビ企業なので、国が裁判員制度キャンペーンなどを打てば、支出元が血税だと分かっていても広告費は喉から手が出るほどほしいし、その癒着構造を暴くことはできない、とか。

日本の裁判員制度は7割が反対していたが、裁判所から、電通共同通信、地方新聞、タウンミーティングへと世論作りに大金が流れたと書いてあります。

共同通信から独立してライターをしている人の、偽らざる本音というか。

裁判所とメディアの中の人は、

官邸と大衆が直接つながって煽られまくったら、選良の居場所がなくなるという危機感を共有でもしているのか。

官僚への取材がこういうシステムになっているという、表に出ない事象を例にしてるし、直感的に分かりやすい話ではありません。

ときには真実そっちのけで素人受けする衝動性のあるストーリーが流布し、官僚の都合の良いように世間が流れていく。

都合の悪い重要人物は国策捜査の罠にハメられ、冤罪事件が多発しています。

記者は官僚と絆を作って情報を取りますが、メディアの情報は官製が7割、元々1記者の立場は弱いです。

アマゾンの読者は、職場などで、日頃からそういう空気を肌身に感じている人が多いようです。

国策捜査の章はいろいろ詰まっています。会計制度改革などがあり、儲けの計上や処理の仕方がハッキリしない頃で、ライブドア事件の堀江に犯意があったと見なすのが難しいとか、

計算上土地の面積があまって、そこを無担保融資とみなすかどうかとか、法律的な話が面白いです。

記者さんは博識ですが、追及は途中で途切れていて、書いてる人も、キャップの意向などもあり、それ以上突っ込めないのが無念かもしれません。

日歯連献金事件では、捜査を誤った検察と、自民党汚職に手を突っ込みたくない上層部の手打ちで、下っ端議員に罪をかぶせようとし、

法律的に無理があったので裁判所がお怒りになり無罪にしたとか、良い話もあります。以上のようなことを、すべて知っている人には、退屈かもしれないです。

 

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