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総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない「政治のルール」

総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない「政治のルール」─
総理の実力 官僚の支配 ─教科書には書かれていない「政治のルール」─ 倉山 満

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アメリカの三権分立はヘボ、イギリス大好き、と、過激な立ち位置の人なので、真偽は不明です。

日本の判決は、理論的根拠がゼロとか、法律学者をコケにしています。

遠山の金さんの頃から、現代の法制度まで、そういう体質が受け継がれた可能性はありそうですが、とりあえず空論がなくて読みやすいです。

アメリカは日本のようなポークバレルポリティックス(利益誘導)ではなく、議員立法、ルールを決めるところというのが、新鮮です。アメリカの議員は、その法律の末尾に立法者として署名するのが何よりの名誉です。

献金は合法なので、動くお金は桁違いで、動かすのはあくまで法律ですが、もちろんA州に1000万引っ張りなさいという法律の場合もあるし、そういう意味では日本と変わらないか。

3権分立の司法サイド、最高裁の9人は終身雇用で、インテリの間で野球選手並みにメジャーで、

大統領サイドは、判事が死んだ瞬間が共和党派、民主党派などの息のかかった判事を送り込む唯一のチャンスで、最高裁サイドは、大統領の行為を違憲扱いなどやりたい放題です。

弁護士は最高裁まで行くケースだと、最高裁のメンバーを勘案して訴えのタイミングなどを計り、腕を競うとか。そういうのが元々仕事なので、議員と弁護士は兼任のこともあります。

アメリカの弁護士神話はアンビュランスチェイサーだけではない。でもこれは、彼に言わせると大統領府が弱すぎて駄目だそうです。

大統領は国内では救急車の1台も動かせないほど弱いが、戦争のときだけ指令権を持つので、世界の人は大統領が力を持つとカンチガイしているとか。


駄目な独裁国はだいたい軍隊や警察が牛耳るので、先進国で、法律の裏を知り、予算をつけるところが最強なのは仕方がないと書いてあります。

なら誰も財務省にピストルとか突きつけてないので、戦中の軍政というのは間違いか。

戦前も陸海空の三軍に予算をつけていたのは財務省で、東条英機山本五十六は役人向け米つきバッタが上手く、軍隊は解体されたけれど、官僚機構だけは戦後、延命したのでお咎めなしとか。

日本の役所は、民間から経理独裁とバカにされるらしいですが、財務省系が、予算=全ての役所の給料も全部決めてるとか、怖いです。

政治は、移り気で、変わりやすい、凶暴な動物だから、人民がコントロールしなくてはいけない、と書いてあります。

彼によると、戦前は憲政が確立されていなくて、政治主導で変な政策が通りまくり、自滅したので、その呪いで予算配分が議会でなく行政の区分になっているらしいです。

アメリカなら大統領府に属する官僚部門は、法治そっちのけなのか、部門べつ四天王ふうになっています。上から、法務院グループ、財務省グループ、内務省グループ、などです。

四天王は互いにライバルだが、例外的に、第一次安倍政権が公務員削減を掲げたときに一致団結して血判一揆され、安倍チャンは心労から腹痛を起こして沈没し、2度と官僚には反抗しないと大人しくなしくなって復活したみたいです。

彼らの入省動機は、高校生のロッカーワナビーが、ラブアンドピースで世界を変えるのと同じ、とか書いてありますが、

かといって幼稚園の砂場からずっと頭のよかった人が、日本をどう変えたいのかと言ったら、日本に人を3億人くらい詰め込んで壮大に動かしたいとか、想像がつきません。

天下り目当てとか外から言われるのは解せないですが、国を動かすのも、やってみたら以外とわけわからんゲームやねってところで、とりあえず天下り先があればいいか、みたいなところへ落ち着くのか。

東大教授は東大生よりバカなので、バカにされていると書いてあり、よくわからん世界です。生まれた時から最高性能を誇っていたら、少し頭がおかしくなりそうです。

そんな人が寄り集まり、計画経済も沈没したし、民意も割れてハッキリしない中で、公益とか言われても営利企業じゃないので大変そうです。