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ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき

 

ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき
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おすすめ平均 star
star意外と騙されやすい司法エリートの限界
star司法に巣喰うヤメ検弁護士の存在感。
star知識がなくても読めますよ。

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胡散臭さ満載、なものをお探しな人にオススメです。

銀行の不良債権や、原発事故原子力など、裾野が膨大で各方面の利害が複雑に絡み合っている大事件では、全員を捕まえていたらキリがないので、丁度ヤクザの手打ちのように、責任者の首を差し出して、落とし所をさぐらなくてはいけないものが多い。

同じ悪い事をしていても、逮捕されるかされないかは、運やコネです。逮捕される人は生贄です。

それできな臭い案件ばかりを扱い、しょっちゅう事件をおこしているヤクザな人たちには、イザ事が起こると、逮捕されない為に右往左往します。

そこで岡っ引きの検察との間を取り持ってくれる人が欠かせず、そういう人にはいくら払っても元が取れるということで、筆者のようなヤメ検は、依頼が殺到してウハウハです。

筆者のような検察を辞めた弁護士、ヤメ検は、引退後の小銭稼ぎに、検察の戦略を知り抜いたプロフェッショナルの弁護士として、検察に対立していきます。

また、そういうヤメ検は、難関大学を出てエリート街道を走ってきた人たちだけあって、接待とか微妙な立ち回りに弱くてヤクザに利用されやすいとか、あやしい世界が書いてあります。

現場の刑事の、暴力団担当者は、触れ合うチャンスが多く、互いに深くかかわりあいになり過ぎて、風貌までヤクザに似てくるそうですが、法廷で出会う、エリートの検察と犯罪者の間には長くて深い川があります。

犯罪者を壇上から一方的に指弾してきた検察官ですが、いざ引退して、その2者があってしまえば、ヤクザに食い物にされるのは、受験エリートの悲しい性か。

具体的事件としては、朝鮮総連、防衛疑獄、ハンナン吉本興業、カウス田中暴力事件、水谷建設などが取り上げられます。

一度そういう事件を担当すると、そういう事件しかまわってこないとか泥沼です。

大阪の事件が中心になっているのがまた胡散臭さを醸し出しています。

 

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