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水の未来 世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題

 
水の未来 世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題
水の未来 世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題 沖 大幹

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グリーンレボリューション、農業革命の次は、ブルーレボリューション、水革命といわれています。農業生産率が上がり、餓死者が減ったのはいいが、人口が増えすぎて、今度は水が足りない。

そのうち空気とかも足りなくなるでしょうか、二酸化炭素排出規制がソレか。

最近、水がビジネスになる、みたいな本は沢山出ているし、水ビジネスに興味を持っている人は多いです。東京水道局から村上隆まで。

水の足りない、もしくは汚い、中国人が、日本の山林の水源を買いあさるとか、右翼が騒いでいます。

現在、多くの国が、砂漠や工作に適さない土地に、ムリヤリ灌漑水をひいて農業をやっています。無理やり川の流れを変えるとか。

中国の歴代帝国は治水に成功して天下を取り、失敗すれば崩壊するということの繰り返しです。

これについて筆者は、無理して農業をやって水が干上がり、土地が使えなくなるなら、初めから食料輸入したほうが安上がりではないか、というコメントをしていますが、

そのくらい各国の、そこまでして自給率を上げたいか、という過剰防衛ぶりは、農家に補助金をバラまいて国内農家を保護している、日本の比ではないようです。

レバノンイスラエルなど、砂漠国が代表例です。

これは農業国と思われているオーストラリアなどの先進国でもそうで、オーストラリアは最近も農業のやりすぎで、川が1本なくなったそうです。

私はマルタ留学時に、ホームステイ先の人が、シンクに水をためて食器を洗うので、汚ねーよ、と思ったのですが、水不足なので当たり前とか。

マルタのようにいくら海に囲まれていても、海水を真水に変える技術がないのか、地中海気候も水不足になりがちです。

そのように、水不足に悩む各国は、水については軍事と同じくらい、戦略的思考がされているが、日本には天の恵みがあり、脇が甘いのかもしれません。

日本は土地が狭いといいますが、遺伝子組み換えなどで、100メートルくらいの高さに何でも好きなものを作り出せるみたいな状態になったら、自給自足どころか、水のたくさんある日本が農業輸出国になることもこともありえるのだろうか。

都市国家シンガポールでは、農業ビルが人気だそうです。

昔から、下水を浄化できる技術があるのに、海水を真水に変える技術が、ありそうでないのが不思議です。