ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

 
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
幻冬舎 2002-11-26
売り上げランキング : 18760

おすすめ平均 star
star良い本です。
starお金の教養が身につく
starお金に興味がなかった方に是非

Amazonで詳しく見る by G-Tools



 

 

日本人には役に立たない金持ち父さんは捨ててください!と書いてあります。

制度の負の側面を歩くな、ということで、税金でいえばサラリーマンが、年金でいえば下の人は割を食っているとか、控除の受け方とかが書いてあります。

不動産、株式、保険、税金、海外投資、PT(パーマネント・トラベラー、永遠の旅行者)。

日本の税制は、誰に最適化されているのかよくわかりません。

そこは優秀な官僚のやることなのでソツがないのか、単なる長年の制度的蓄積なのか。

これはアメリカのティーパーティー=納税拒否とかに似ているのか、

デモとかではなくて、制度のひずみを利用することで実現していくということです。

皆がひずみを利用すれば、ひずみが正されていくのでよいという、ソロスみたいな市場観のようです。

日本人は脱税が多いイタリアとかギリシアとかと比べて、余り文句は言いません。

税務署の人は、何であんなに態度悪いんですか、どこの国もそうなのか。

警察官と同じで、ナメられたら終了なのか。

キリスト教発生時の徴税人みたいになっています。

サブプライムローン金融工学は、リバタリアンに言わせると、徴税とは違うパタンの元気玉的、金融共産主義だそうですが(例えば失敗したときに、市場の混乱防止の為に公的支援を入れる)、それについてはどうなのか、窺ってみたいところです。

最終章にあるエピソードで、都心のセンチュリーハイアットの向いに丁度ホームレス村があって、そこにたたずんで眺めいってしまう証券系サラリーマンが、大勢いて、

そういう世界にいると、終身雇用のサラリーマンと違って、お金について敏感になるそうです。

この後続巻の多い筆者は、リバタリアンではいちばんの出世頭というか、それが税制から始まるという、新鮮さがあります。

そもそもの警察は徴税と泥棒防止の為に必要という噂もあり、地味な本ですがイデオロギー的にはぶち上げた感じかもしれません。