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アメリカモデルの終焉

アメリカモデルの終焉
アメリカモデルの終焉 冷泉 彰彦

東洋経済新報社 2009-01-22
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本書はアメリカの人事と日本の人事の双方にくわしい人で、比較が良いです。

アメリカモデルが終わったからと言って、日本型雇用回帰と単純に片づけられない。

もはや日本型終身雇用制は成り立たず、 世界的にはアメリカモデルも終焉しつつある二重性があります。

日本では出来る人に仕事が集中し、効率がよくないし、その人が過労で止めたりするとお終いです。

アメリカは、ウェイトレスのようなブルーカラーでも、徹底分業なので、ディスパッチャー、掃除の人、注文を取る人、レジ、各自がそこで自分の持ち場の成果をあげろといわれるのは、負担にならない。

アメリカのホワイトカラー・エグゼプションは、官僚のキャリアとノンキャリアのような身分の違いになり、それなりの処遇を受けているようです。

ホワイトカラー・エグゼプションは残業代ゼロ法案などといい、何か違うものとして導入される気配ですが、現場もちゃんと研修というか見学へ行ってから導入したのか、この本に書いてあるものとは違う気配がします。

それから、年功序列は、戻せとかいわれても戻るかどうか。

例えば2015年頃から年功序列にもどり、ということがあったとすると、狭間の年代は永久のロスジェネになり、とか、世代間の不整合なども出そうです。

上に書いた出来る人に仕事が集中する現象とか、若年失業率、窓際中高年、ブラック企業の人材酷使など、日本人は人を大事にするとか言いつつ、人の使い方が下手なことがバレてきました。日本の経済は中国の政治に似た人治なのか、希少な人材がいなくなればグダグダです。誰でも回せるシステムが整備されていない。

昔から日本には、偏差値教育の共有や、顔見知りのナアナアに寄りかかり、見知らぬ人を雇用する現象がなかったので、そのツケがきたのか。

史上初めての、異民族の採用は、強制連行などで訴えられる始末です。あれは、相手が悪いですか。

今のところ、世界で活躍する企業は出つつありますが、ホワイトカラーなど、現地の評判は良いのも悪いのも、あまり聞こえません。

野心のある優秀な個人が、キャリアアップを積み重ねる、転職を前提にしていないのがやりにくいというのは、聞いたことがあります。

グローバル化で各国固有の雇用環境も変わっていくかもしれません。

アメリカのウェイトレスなどの現業の分業システムも、サービスが悪いとか批判があるし。

現地採用の中国人やインド人などにとっても、欧米の外資系企業と日本企業ではかなり文化が違い、日本型雇用はどうなっていくのか。また、雨後の竹の子のように出てきた、サムソンや中国、インド企業もどうなっていくのか。

デキる人たちが就職したいと考える企業にならないと、生き残りはおぼつかないですが、そういうことを考える1つの手立てになりそうです。

満州などは、植民地支配と言いながら、プランテーション経営などをせず、現地の人と平等に競い合って、日本人自ら田畑に入って耕していた、偉い人たちなんで、良いところもあると思いますが、

そういう持ち出しの公共事業は、中国がアフリカで真似したりしていますが、それも評判は微妙とか。

太古の昔から、ボス面の抜けない欧米人と違い、日本企業は、社長クラスが工員の生活まで気を配ったり、評判の良い事もあります。

今のところ、世界で活躍する企業は出つつありますが、ホワイトカラーなど、現地の評判は良いのも悪いのも、あまり聞こえません。

即戦力として使ってもらえず、キャリアアップを積み重ねる、転職を前提にしていないのがやりにくいというのは、聞いたことがあります。

現地採用の中国人やインド人などにとっても、欧米の外資系企業と日本企業ではかなり文化が違い、日本型雇用はどうなっていくのか。また、雨後の竹の子のように出てきた、サムソンや中国、インド企業もどうなっていくのか。

デキる人たちが就職したいと考える企業にならないと、生き残りはおぼつかないですが、そういうことを考える1つの手立てになる本です。

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