ちきうアネクドート

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噂 (新潮文庫)
噂 (新潮文庫) 荻原 浩

新潮社 2006-02-28
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香水絡みのストーリーって何でこういう危ないのが多いのか。

故郷の養蚕場の女たちが醸し出す、じめじめした世間が大嫌いな才媛が、MBAの為に行ったアメリカから都心へ凱旋帰国し、カリスマ・マーケターになり、コギャルに殺人の噂を流して香水を売ります。

日本の噂に一喜一憂する、アホな世間の系譜を継ぐとされるコギャル、マーケティングに利用しても心は痛みません。

女子高生を対象とした、殺人が流行っている、でもミリエルの香水を身に着けると、難を逃れることができるんだって。

女子高生のカリスマ100人ほどを選んで、名簿を作り、噂を広めると、それだけ報酬が出るシステムにします。

コギャルサイドは、社長を厚化粧ババアなどと思っていますが、噂に参加することは楽しんでいます。

エリート広告代理店の男だちは、この女狐と思いながらも、やり手社長に逆らえません。

しかし噂は本当に事件につながり、お堅い警察はユルイコギャルの扱いに困りながらも、何とか聞き取りし、噂を流した社員たちも、犯人探しに巻き込まれます。噂通りの殺人を実行する人物は誰なのか。

警察内部とかの小ネタもよくて手堅いですが、コギャル嫌いな人は無理そう。

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