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立花隆「嘘八百」の研究

立花隆「嘘八百」の研究 (宝島社文庫)
立花隆「嘘八百」の研究 (宝島社文庫) 別冊宝島編集部

宝島社 2002-06
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立花隆が、東大生はバカになったか、という本を書いて、東大生に、立花先生ちょっとヘンですよ、という本で返された流れの便乗企画みたいになっています。

知の欺瞞スキャンダルの日本版か。違いますが。昔の立花隆は、そのくらい売れていたようです。

東大生がバカになったとかならないとか、言える立場なのか、彼は。

立花さん本人は、文系で、理系の取材をして、それを大衆向けに書いてる人です。専門家からは、便利屋か何かというポジションではないのか。その大衆への周知で、補助金や寄付が入って、大いに助かっているか、どうか。

本書は、立花隆がボケで、この執筆陣がツッコミを入れる、理系の高知能漫才になっています。

宮崎哲也とか、山形浩生とか、大月隆寛とか、朝倉喬とか、豪華執筆陣で、相手にとって不足無しです。

オカルティズムの伝統、LSDの教祖ティモシーリアリーが、人間は宇宙に行くことによって、意識の幅を広げたみたいな、本場の西洋にもある知的バイアスを、立花隆も逃れられない。

ある程度の胡散臭さや煽りは、ベストセラーの副産物です。

本格論文は、素人が読むのは難しいし、庶民フレンドリーなものが、どこかしら胡散臭いのは否めません。

ドナーカードに署名して、生き物なので、食物連鎖で他の生き物の役に立つのは当たり前と立花さんが言えば、

それは食物連鎖じゃなくて、むしろ共食いです、狂牛病を引き起こしたアレですと答えます。

猿学に入れあげて、女子プロレスのドキュメンタリーにジャーナリスト賞を上げるのに断固反対するような、偏食っぷりに喝を入れます。

立花隆はジャーナリストとして右翼でも左翼でもない、朝日にも文春にも足場があるから偏見からフリー、とはいかないそうです。

私は、そもそも立花さんのデビュー作の、田中角栄倒し自体が、偏向していないですか?と思いますが、それでアメリカの宇宙飛行士などにディープに取材できたなら、目出度いことです。ロッキードと宇宙は関係ないか。

人が全く偏向しないで生きていくのは無理だと思いました。ノンポリになって家で寝てるしかない。

 

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