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思想地図β vol.2 震災以後

思想地図β vol.2 震災以後
思想地図β vol.2 震災以後 東浩紀 津田大介 和合亮一 藤村龍至 佐々木俊尚 竹熊健太郎 八代嘉美 猪瀬直樹 村上隆 鈴木謙介 福嶋亮大 浅子佳英 石垣のりこ 瀬名秀明 中川恵一 新津保建秀

合同会社コンテクチュアズ 2011-09-01
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面白い本ですが、ここに書いてあることは、とにかく政府の政策とかけ離れていて、実行可能なのか、妄想なのか、区別がつきません。フクシマ・シムシティ風味です。

復興資金は、あまり有効に使われなかったのか、理由は不明だが、戦後と違い復興景気などは一切起こらなかった辺り、よくわからんです。

全てのページの背景に、津波で流された家屋の瓦礫の映像が使われ、ファシズムにはファシズムで対抗か。

原発村の膿を出そうという思惑とは逆に、膿がさらに隠ぺいされて、面倒臭いことになってきました。

原発は賛成なら賛成で公然とやりたいものですが、事故でコンセンサスが取れなくなり、エネルギー戦略的にはあったほうが良いので人口減らすしかない、みたいな状態です。

震災と民主主義2.0は相性が悪いというか、放射能デマがすごくて、成り立つ状態ではなかった気がします。

放射能だらけの砂場を、安全なプレイグラウンドと言われた人々は、どうしたらいいのか。

後続巻の、被災地観光地化計画の方が評判が良いみたいです。そういうザルな希望を前面に押し出せば、大衆の支持はつくが、絆ファシズムに流されず、細かいところをつめたい人には、後続巻より、こちらの方が小姑っぽくて分かりやすいです。

ショッピングモールにフクシマ観光地化、どれも一種のゼネコンですが、かつては最高技術を誇りつつ、上海やドバイのビル受注などで、海外から追い越されつつある技術で、良いのか悪いのか。

元々東北は産業がなくて、原発を誘致したのは運命でした。戦争(226青年将校決起)も東北の圧力から起こりました。

日本国債とか、どうせ散ってしまう金(ギョク)なら、一発かけてみるのも悪くないか。夕張の第三セクターみたいにならないことを祈りつつ。

本書のプランと、民主党政権の事業仕訳で死んだネタ(宇宙とか)とは違うのか、彼らの提言は、ほとんどシンクタンクです。

メディアが震災を日本の絆の象徴のように持ち上げる風潮を、胡散臭く感じていたので、

震災が改めて日本の二極化をあらわにしてしまった、という前書きにはなじめました。


逆に、アマゾンに書いてある、現存する格差を認めないということは、徴兵などで、死のリスクの平等を共有するということになるのではないかと、不気味に思います。

公共事業というと、今更国旗掲揚かと思うが、アベノミクスの異種みたいな人たちですか。観光地開発は、今は原発の下請けとかやっている人たちの、お仕事のコンバートでしょうか。廃炉後の福島で、世界の希望です。

前にも満州計画を取り上げた特集があり、広島、長崎を復旧させた、GHQの否定か、肯定か。

思想地図と安倍は、手法は似ている感じがします。あとはどちらがやり手で人々に恩恵をもたらすかの、頂上決戦といえようか。

彼らは、ゲンロンカフェなどを催していて、観光の為の発信部隊などを、擁しているのか。知名度としては、福島より派手な印象を持つ、チェルノブイリも、廃墟マニアや武器商人には使いやすいところですが、それで食っていけているというわけではなさそうです。

 

 

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