ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

現代タイのポストモダン短編集


現代タイのポストモダン短編集

翻訳者
宇戸清治

内容:僧子虎鶏虫のゲーム ウィン・リョウワーリン著. 滝 カノックポン・ソンソムパン著. 旧友の呼び声 ウティット・ヘーマムーン著. 崩れる光 プラープダー・ユン著. 虹の八番目の色 ビンラー・サンカーラーキーリー著. 毒蛇 デーンアラン・セーントーン著

http://www.daido-life-fd.or.jp/business/publication/publish/thailand/thailand16.html

図書館に置いてあったのですが、アマゾンでは売っていなくて、↑は電子書籍をダウンロードできるページへ飛びます。


私は冒頭のウィン・リョウワーリンのファンなので、それだけ要約しました。他に、また毛色の違う短編があり、掘り出し物があるかもしれません。

タイのワーカホリック層に人気のドリンクが、薬事法で禁止されるとかされないとかいう話です。

そのエナジードリンクが切れて、主人公がイラついて奥さんを殴り、ショーファー(偉い人の迎え運転手)の仕事に向かいます。日本では悪くなさそうな仕事ですが、タイのショーファーは16時間くらいの激務のようで、エナジードリンクが欠かせません。

その偉い人はゴルフをしているのだが、タイ恒例のクーデターで厚生省の大臣が変わり、

彼はどうやらそのエナジードリンクの販売元を接待していて、規制の変化で、今のエナジードリンクが売れなくなったらどうしようなどと話し合っています。

販売元は独占で、他のリポビタンとかチオビタとか競合メーカーはなくて、それがなくなったら労働者の危機です。

その日、運転手は不注意で雇い主のジャガーをぶつけてしまい、エンブレムが曲がり、

雇い主に言わせれば、お前の曲げたジャガーのエンブレムが、途中から曲がっていようが、全部曲がっていようが、どっちでも同じだ、この野郎、とクビの危機が迫ったりします。

ワーカホリックの権化、日本ですが、さすがにユンケル皇帝液の発売元とか、こんなことしてるでしょうか、ワーカホリックの悪習が世界に広まってしまったのか、タイの政治風刺のようですが、新鮮でした。

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