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仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

神狩り

神狩り (ハヤカワ文庫JA)
神狩り (ハヤカワ文庫JA) 山田 正紀

早川書房 2010-04-05
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神狩りってすごいタイトルですが。

古いのに後続の誰もパクっていない辺りもSF史を独走しています。

アマゾンに、人間には神を理解することができない。そこに、それは神が上位の論理レベルに属しているからだ、という明快な理由を与えたところに本書のポイントがある、と書いてあります。

上位の理論のレベルとは何なのか。

人々の平均知能が190になったら、宗教の形は変わるのか。

古代の遺跡とかをしらべていて言語の跡があり、関係代名詞が13コあるとかで、神の言語としか思えないと研究者の間で囁かれます。

関係代名詞が13個あると神なのは何故か、whoaとかwhooooとか、何も書いてないので思弁的です。

太陽に近づきすぎたイカロスのように、神を狩れば天罰を下されますが、作者は無神論者なのか、また違った難局が訪れます。

CIAとか言語学者の生活とかディティールは古いので途中パラ読みでもOKですが、オチがスカットする感じでいいです。

振り返ってみれば確かに人類は神に挑み続けてきたし、それはこれからも続くだろうという、史跡のロマンがあります。

象牙の塔とかCIAとかが、究極的に何をイデオロギーにしているかというと、やはり科学の進歩とか神狩りなのかしらん、というか。何ともコメントがパっとしないのは私の知性が至らないせいで申し訳ありません。

 

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