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オーウェル評論集 1 象を撃つ

オーウェル評論集 1 象を撃つ
オーウェル評論集 1 象を撃つ ジョーオーウェル 川端 康雄

平凡社 2009-11
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イギリスの良心とされるオーウェル、1984年や動物農場など、アカに近いとされるリベラル陣営からの共産主義批判は一世を風靡しました。

現在では、民主主義や宣伝広告の陰に隠れて分かりにくくなってしまった、国家を運営することの、陰湿な部分が描かれ迫力があります。

まだ世界に野蛮の風が吹き荒れていた、20世紀の2度の大戦中です。

犯罪者の処刑や象を撃つなど、イギリス帝国主義の、ビルマ駐在時代の官吏の仕事の白人の旦那ぶり。

イギリスの貴族向けの宿舎は、詰め込み教育、鞭打ち当たり前の不潔な学校で、それは植民地の荒れた地区へ乗り込んでいけるように逞しくというか粗暴に育てる教育です。

大戦後の西側は、共産圏への対抗上、利便性を発達させますが、

当時はまだビクトリア朝時代の潔癖主義がはびこっていて、オーウェルの小学生時代に、12歳くらいの学年の子供たちが、オナニーをしたとかしないとかの騒ぎになり、鞭打ち、退学者などが出て、校長が訓示を垂れたとか。イギリスのエリートのトラウマが書いてあり、シュールです。

昔のイギリスは、七つの海の制覇などアコギなこともしていて、その反動か、一方に極端なピューリタニズムがあり、白い石版の、子供をどのような存在として捉え、どう育てるべきかという概念は難しそうです。

明るく元気に、社会の役に立つように、とか、単純なことではすみません。

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