ちきうアネクドート

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アポカリプト

 

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全部現地の人をつかったロケで、ラテンアメリカの原住民系の人が野性的で美しいです。

磔にされたキリストの苦しみを執拗に撮ったパッションに続く、メル・ギブソンの変態シリーズです。

リアルなドキュメンタリーにも見えますが、途中から狂気が入ってきます。

骨太の世界史映画にたまに見られる、絶望が多すぎる映画です。その絶望の先には光り輝くキリスト教があります。

マヤ文明は残酷なスペイン軍とかに滅ぼされたのかと思っていたら、違うらしいです。

文明末期になって飢饉とか天災にみまわれて傾き始めたマヤ帝国が、周辺から人をつれてきて生贄に虐殺しまくります。奴隷にしたり。

男の捕虜を並べて、順番に心臓を抉って行き、祭壇の上からコロコロ転がすところはトラウマになりそうです。

で、そういう、傲慢な文明は滅びるみたいなテロップが出ますが、攻め込んだ側が言うと責任転嫁です。南米からクレーム出なかったのか。

南米はキリスト教圏ですが、マヤ文明の没落は、聖書で言うとソドムやバベルのエピソードに相当するのか。白人の侵略を神の試練と取るかどうか、現地の人の意見が割れそうです。

一方の白人サイドには、原住民は皆殺しにして新天地を求めよ、みたいなことは聖書に書いてあるとかいないとか。

映画では、マヤの虐殺から逃れた、周辺の少数民族の、たった一人の生き残りの主人公が、ジャングルで追手を罠などで撒き、俺は森の主だと叫びます。

かつて村の主の言った、恐れるな、恐れたら人は死ぬ、というリフレインが繰り返し出てきます。

穏やかな歴史を歩んできた日本人には関係なさそうな世界ですが、日本でスルーされないで意外とヒットしてるのは何でか。

同じメルギブ監督の、キリストのSM映画、パッションとかも見た人が結構います。地球の東の果ての、宗教不毛の地での、思いがけない受容、一体、みなさん、どの辺に感銘を受けたのか。

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