ちきうアネクドート

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評価と贈与の経済学

評価と贈与の経済学 (徳間ポケット)
評価と贈与の経済学 (徳間ポケット) 内田樹 岡田斗司夫 FREEex

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今の人たちは、自分の感動に水を差されると、すぐに折れてしまい、イワシの群れのように、次々と消費していくとか、今の人は欲望を見せると、ワタミの夢手帳みたいに他人に利用されてまうので、自分の欲望の尻尾を見せない草食男子の手法が流行るとか。

今の学生たちが、マクドナルドなどに集まって互いにケータイをいじりあい、何の為に集まっているのかといぶかる人がいるが、

昔から学生の会話は流れで適当で、大して一体感などなかったし、ケータイをコッソリ隅にいっていじるのではなく、目の前で堂々と他の人との人付き合いの様子を晒すという、見た目とは逆に心を許している状態とか書いてあります。

即金で解決するのは、金を見せろ、という、マフィアの手法で、信頼関係が極度に不足している状況で起こるので、

今だけお買い得というのも、単なる在庫一掃セールだったりしますが、何となく談合推奨のような微妙な感じもします。

そういう前置きは面白いですが、肝心のタイトルの中身はひどい。

例えば岡田さんのサークルの1人が、家出してきた女子高生が家に転がり込み、

彼女が可哀想だが自分は何もできないとかいうのですが、それは女子高生のサイドとしたら、泊めてもらう代わりにセックスなどをしているのだろうから、贈与ではなく逆に搾取かもしれません。

真相は不明です。変な家に嫁にやられるよりは良いかもしれませんが、その事例を以て単純に贈与というのは能天気なのではないか。

何故、彼らが巷にあふれる失業者や老人の面倒を見ずに、弟子の育成などに心血を注ぐかというと、贈与、贈与といいつつ、貨幣の形にならない、見えない形で対価を得ています。

人に影響を及ぼしたいとか相手の成長とか感謝とか。

学ぶ気のない人を放置して死んでもらうのは、それはそれでエコノミーで良いですが、そういうシビアな側面に蓋をして、菩薩みたいな顔をするのは可笑しいです。

世の中には、金銭の介在しない搾取なんか腐るほどあるので、それを止める為に貨幣が導入されたともいえます。

だから贈与というキーワードが、怪しいです。

規模の経済や分業を進めるには貨幣が不可欠だし、貨幣がなければ2人の本が流通することもないし、彼らのものいいは、例えば女性の出産という大仕事を贈与ですませようとか、

岡田さんは大勢いる愛人の1人に告発されてスキャンダルになり、内田さんの方は元妻がフェミニスト過ぎて別れたとか悪口などを言い、2人とも、口の上手い新手の悪代官かもしれません。

本人たちは対面すれば、授業料を巻き上げても納得されるほど人徳者だろうけど、こうして書いてあることは胡散臭いです。

彼らは嫌な仕事はしなくて良いみたいな、能天気なことを言い、今の世の中にはまだ、出産や子育てを、生活の為に、好きでもないのにやらされている人がいて、それが免除されるなら、歓迎ですが。

嫌な仕事は、出産、子育て以外の仕事でも、いくらでもあり、それは人に寄りますが、あまり人気の無い、エグい、屠殺やゴミ収集などは、従事者に高い金銭的報酬を与えることで成り立っています。

貨幣経済の元になった工業化が一通り終了してから、世界は、スターウォーズ計画やIT革命、金融など、かなり人為的に工夫して経済を回してきましたが、

次のネタが不明なので、もし次のネタが無いなら、電子マネーや地産地消などで、物流が一部昔の形態に戻るのかもしれません。

彼らの提唱しているのは、金を取らない啓発セミナー、金銭を介在しない弱肉強食、形を変えたネオリベラリズムともいえ、それはそれで賛成ですが、

ここに書いてあるような、綺麗ごとでは済まないと思います。

 

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