ちきうアネクドート

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アメリカの夜

アメリカの夜 (講談社文庫)
アメリカの夜 (講談社文庫) 阿部 和重

講談社 2001-01-17
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最近面白い本がない。何か面白いのがあったら教えてくれ。いや、やっぱりいいや。だってそれお前の書いたのだろ?

考えるな、感じろ。
憧れの人は、誰ですか?
ブルースリー、映画、バイト先の西武ホール、その他、阿部和重の下積み時代のことが書いてあります。

動く、撮る、語る、書く。

同人活動などをしたことがある人は、白紙の前で失念する、失語状態などを経ているとか、YOUTUBEやアマチュア劇団などをやっている人もカメラの前で固まってしまった経験などがあるようですが、そういうことが書いてあります。

小銭稼ぎのバイト先のS百貨店のSホールもクリエイター志願みたいな人が多いが、アマチュアのヌルさに耐えられずサークル荒らしをしたりとか。

体育会系執筆論というか、昔流行ったスラムダンクで言うと、安西先生、バスケがしたいです、書かずにはいられない、この衝動。

俺は何てダメ人間、などと、鬱々と原稿用紙を埋めていく人は、今時いない、素人時代からプロフェッショナリズムです。

「はじめまして、私の名前を御存じですね、私のたくらみに諸君は戸惑っていますね、ロシア革命の時も私はペテルブルグにいました、私は皇帝と大臣たちを殺し、アナスタ姫は私にむなしく懇願した、電撃戦が激化し、死体が臭気を放った時、私は戦車にのり、将軍になった、はじめまして、私の名前を御存じですね」

ルシファー大魔王を憐れんだ歌詞を暗唱しながら、白と黒の半分に塗り分けたコスプレでアマチュア映画の撮影に乱入するとか。主人公は、周囲には迷惑な意識高い系です。今時のクリエイター・スクール(映画やアニメの学校、音大や美大など)の雰囲気が分かります。

貧乏、恋愛、全てがネタ。

ブルースリーのコスプレをして夜の公園でホアチャーウリャーとかいってたら近所のオバサンに見られてどうしようとかいう書き込みが2chにありましたが、この本には、毎日サーキットトレーニングをしていたとか書いてあります。

同じ阿部氏の本で、公園でオナニーしていて見つかったというのもありました。

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