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自壊する帝国

自壊する帝国 (新潮文庫)
自壊する帝国 (新潮文庫) 佐藤 優

新潮社 2008-10-28
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ソ連がどうして崩壊したかは、どこにも書いて無くて、ただ交流した記録が書いてあります。

現地の支配者層にも、崩壊の気配が広まって、モスクワのアパートの一室とかが、外交官とかの梁山泊っぽくなり、佐藤優はそういうところに参加したようです。

彼はキャリアじゃないので、変な人脈などが、バレても本部が切れる立場だったようで、もし、ノンキャリが出世を考えれば、人によっては無理をするようです。

学生運動体験者などににいいとアマゾンに書いてありました。


佐藤優は、ロシアや中国などの、古いナショナリズムが比較的大きくなる、と言いますが、エシュロンの一強がバレると嫌だからか。

酒を飲ませて本音を探るとか、先進国のデータ収集みたいのに、対抗しているのかいないのか。

佐藤優は、見た目からも分かる通り、酒はザルです。外務省も新興国担当は、体育会系採用の時代か。飲みエピソードが多いです。

ロシアが大酒のみで行き倒れるのは、飲んだくれの乞食だけではなく、高官レベルにまで沁み渡っています。

酒を飲むと、データに表れない本音がポロリするのか、警察とかが公式に使っている、自白剤とどちらが効くのか。

親交を温める名目をよそおって大酒を飲ませ、自白強要、みたいな怖い世界です。

中国人の腹が読めないと言いますが、ロシア人もどうなのか。

酒を飲んでも本音が出ない人を、養成しているとか、していないとか。


ロシアの人脈維持方法とか、あまり知られていないので面白いです。

ソ連時代とか、官僚同士は死ぬほど仲がいいのか、そうでもないのか、互いに疑心暗義でチクリあうか、その合間を縫って兄弟とか作って保険を掛けていたのか。

人脈が大統領を囲って、サウナで大酒飲むとか、股間を握り合うとかホモ臭いことが書いてあります。といっても、宦官ほどの連帯感はないか。


逆に、佐藤氏の描くところの属人的人間関係があるから、外務省は二世三世採用をしているのではないかとも思いました。

親がその分野で有名人などであれば、とりあえず悪いことはできないと、相手に認識されます。

個人情報集積でセキュリティ・クリアランスなどがラクになり、違う採用方法も増えるかもしれないですが。

そして結果的に逮捕されるにいたった佐藤氏のやり方と、一般的なやり方はどちらが良いのだろう、など、よくわからないこともたくさんありました。

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